＜セッション内容＞
かつて、月は鑑賞の対象ではなく、自然の恵みや実り、収穫をもたらしてくれる存在であり、月をまつるのはその感謝をささげる儀式だったといわれています。1日目は、まず外側からの刺激を絶ち、古代の人々がどのように月と接してきたのか、講師による天文学的な話も取り入れながら考察します。夜には、焚き火を囲みながら月光浴を行う「月をまつる」ワークショップを行う予定です（雨天の場合は内容を変更します）

2日目は、比較神話学や比較宗教学で知られるジョーゼフ・キャンベル（1904-1987）や精神科医で心理学者のカール・グスタフ・ユング（1875-1961）を参照しながら、アートと月に関するレクチャーを行います。西洋と東洋、先史時代から現代までを横断しながら、アートワールドにおいて月がどのような役割を果たしてきたのか、スライドを交えながら月の旅に出かけます。

月について、私たちはどれだけのことを知り、受け取っているエネルギーをどれだけ感じることができているのでしょうか。本プログラムでは、月に関する知識を学ぶだけではなく、月を自身の内側に捉えながら付き合う方法を、実践を通して探っていきます。

＜タイムスケジュール＞
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宿泊施設について

「信州・望月温泉みどりの村」（長野県佐久市印内561-1）

フェンバーガーから歩いて5〜10分にある温泉旅館に泊まります。
原則として相部屋（2〜4名）となります。他の受講生との相部屋をご希望の場合は、お申し込み時にお知らせください。また、一人部屋をご希望の場合は追加料金が必要となります。本件についても、お申し込みの際にお知らせください。

・アメニティ：浴衣、フェイスタオル、バスタオル、歯ブラシ