※本コースに含まれる以下のレクチャーは、個別に購入することができます。
アート界の力学 - 教育・美術館・マーケットの循環と、新しい動向 -
日時:4月10日(火)19:00-21:00 場所:AITルーム(代官山)
アート界を構成する三大要素(作る、見る、売買する)とその仕組みを眺めるとともに、それら以外の力学についても考えます。アーティストを育てる教育機関、作品を展示する美術館、売買を中心とするマーケットの循環は、アート界を強固に支える仕組みとして長年にわたり機能していますが、同時に、刻々と変わる社会状況の中でこれまでと違うアーティスト主導の学校や教育プログラム、オンライン・ギャラリーやコンサルタントなど、新たなモデルや考え方が次々と生み出されています。今、ますます変わりゆくアート界と新たな動きについて、横断的に紹介していきます。 レポートはこちら>>(Up date on 5/28)
アーティストを支援する新たなモデル① - レジデンス、アワード、企業の取り組み -
日時:5月8日(火)19:00-21:00 場所:AITルーム(代官山)
アーティストの制作支援は、パトロン的な支援以外にも様々な仕組みが存在します。1970年代以降、アーティストが一定期間、自国内外に滞在して制作に専念するアーティスト・イン・レジデンスが世界に広まりました。今ではアーティストだけではなくキュレーターを対象にしたものや、制作だけではなく調査型のプログラムが増えるなど、その様相も大きく変わっています。また、アーティストの活動をたたえ、後押しするアワードやプライズも、世界的に発展してきました。特に2000年代以降にこうした取り組みが活発化し、企業の中でもアートと社会貢献、マーケティング、企業研修などと結びつけた取り組みが多く見られます。AITでは、国内でもいち早く現在主流の調査型レジデンスをスタートしたり、企業とのプログラムも手がけてきました。その実践と今の時代における新たなモデルについて考えます。
アーティストを支援する新たなモデル ② - 企業の牽引力、異分野との連携、オルタナティブの原動力 -
日時:6月5日(火)19:00-21:00 場所:AITルーム(代官山)
「アーティストを支援する新たなモデル①」(5月8日開講)の続編。トップダウン的なリーダーシップを伴う、企業とアートの取り組みをさらに詳しく紹介するとともに、ボトムアップ的なアートの動向についても事例を紹介し、それらがアート界や社会にどのようなインパクトを与えてきたかを考察します。アーティストや作品と企業が交差する場をつくる「ART IN THE OFFICE」(マネックス証券株式会社主催)や、日本人アーティストの海外での活動を後押しする「日産アートアワード」(日産自動車株式会社主催)を中心に、アートとファッション、建築、教育など様々な異分野との連携を検証します。また、NPOを中心とした団体が、アート界に足りない要素を仕事として作り出す動きについても紹介します。 レポートはこちら>>(Up date on 7/6)