レジデンスプログラムについて学ぼう
日時:11月20日(火)14:00-17:00
場所:AITルーム(代官山)
定員:25名
受講料:¥1,500(税別)
備考:要予約
助成:文化庁アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業
講師
鈴木祐子(トーキョーアーツアンドスペース)
小川希(Art Center Ongoing代表)
井出賢嗣(アーティスト)
イルヴァ・カールグレン(アーティスト)
左:過去のMADレクチャーの様子/ 右:佐賀県有田町 撮影 Kenta Hasegawa
AITをはじめ、東京近郊を中心に、特徴あるアーティスト・イン・レジデンス(AIR)を実施する団体の理念や活動、また、東京あるいは海外に滞在した経験を持つアーティストの体験談を紹介します。「アーティスト・イン・レジデンス」の仕組みを活用、あるいは拡張することで、アーティストや研究者がいかにその表現、研究、ネットワークを発展させているのかを学びます。
本レクチャーは、文化庁より助成を受けて、スコットランド・東京・佐賀県有田町の3ヶ所を結び、現代陶芸の表現を基幹にアーティストやキュレーターを招へいするAIRプログラムの一環として実施されます。
当日は、佐賀大学芸術地域デザイン学部との協働により、同大学准教授/キュレーターの花田伸一氏とゼミ生2名を招き、AITの堀内奈穂子が多彩なレジデンスプログラムの有用性と発展性についてレクチャーを行うほか、東京近郊でレジデンスプログラムを行うトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)とArt Center Ongoingより、それぞれの経験と活動から見えてきたプログラムの今後に焦点を当てます。また、実際にレジデンス・プログラムに滞在したアーティストの声も紹介します。
学生に限らず、レジデンスプログラムのコーディネートなどに関心を持つ方も受講できますので、公的機関やアートNPO、教育機関の連携によるプログラム作りについて学んでみたい方はぜひご参加ください。
[タイムテーブル]
▼14:00 - 14:40「表現ツールとしてのAIRの有用性」堀内奈穂子(AIT)
近年、アーティスト・イン・レジデンス(AIR)は、美術館の展覧会や国際展、大学やオルタナティヴなアート・スクールなど、さまざまな活動と結びついて実施されています。そのような中、アーティストやキュレーターはAIRをツールとして活用し、どのように新たな表現や知識、分野横断的な活動を行なっているのでしょうか。実験的な移動・滞在の取り組みについてお話します。
▼14:40 - 15:10「アーティスト・イン・レジデンスがもたらすチャンス」鈴木祐子(トーキョーアーツアンドスペース)
トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)レジデンシーには、世界各国から様々なジャンルで創造やリサーチテーマを探究する多くのクリエーターが滞在しています。アーティスト・イン・レジデンスで起こっていること、求められているものは何か、TOKASの事例からお話します。
▼15:30 - 16:00「拡張するレジデンス」小川希(Art Center Ongoing代表)/ 井出賢嗣(アーティスト)
Ongoing AIRでは、海外アーティストを招聘するだけでなく、海外へ日本人アーティストを紹介することも多々あります。その際、複数のアーティストが共同で海外での滞在制作をすることもあり、今回のトークでは、その一風変わったOngoingのレジデンス体験についてアーティストの井出賢嗣さんと一緒にお話します。
▼16:00 - 16:30「AIRと私」イルヴァ・カールグレン(AITレジデンスアーティスト)
現在、スウェーデンの芸術文化機関IASPISの推薦を受けてAITが招へいしているアーティスト、イルヴァ・カールグレンが、日本でのAIR経験をツールに今後の創作活動をどう描くのか、聞き手にAITの堀内奈穂子を迎えて話します。
▼16:30 - 17:00 質疑応答
レクチャータイトル:(日本語) ツールとしてのアーティスト・イン・レジデンスプログラム
日時:11月20日(火)14:00-17:00
場所:AITルーム(代官山)
定員:25 名
講師:鈴木祐子(トーキョーアーツアンドスペース) 小川希(Art Center Ongoing代表) 井出賢嗣(アーティスト) イルヴァ・カールグレン(アーティスト)
受講料:¥1,500(税別)
備考:要予約
助成:文化庁アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業