Photo by Rattana Vandy
2012年から高須咲恵と松下徹により活動を開始。2017年より、西広太志が加わる。美術史や日本の歴史を背景にストリートアートを読み解く展覧会「日本美術と「ストリートの感性」」(2012年、BA-TSU ART GALLERY、表参道)を発表後、問題意識は歴史から現在の身体や都市に移行し、「身体/媒体/グラフィティ」(Terratoria、天王洲、2013)、「公共圏の表現」(西武渋谷店、2014)を発表。2015年の「TOKYO WALK MAN」(hiromiyoshii、六本木)からは表現の場を、室内から実際のストリートへと広げる。 ゲリラ的な作品を街に点在させ、建築や壁画、グラフィティを巡る「MIDNIGHT WALK tour」は、現在まで不定期に開催している。公共空間にある見えない制度に、遊びを交えた視覚化をするアプローチの手法が確立されていく。2016年からは東京の湾岸地域のスタジオの運営など、都市での表現のあり方を拡張し続けるアーティストたちが、流動的に参加できる場として、活動を展開している。これらの活動は公共空間のルールを紐解きその隙間に介入し、新しい行動を生み出していくための実践である。近年に参加した主な展覧会に「リボーンアート・フェスティバル2017」(宮城県、2017)、「そとのあそび展 -ピクニックからスケートボードまで-」(市原湖畔美術館、2018)などがある。
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Photo by Yukiko Koshima
1983年東京都生まれ。 彫刻、漫画、国立奥多摩美術館の3本柱で活動している。主な個展に『It’s OK』(PS2,北アイルランド、2015年)、「ファミリーレストラン」(Art Center Ongoing、吉祥寺、2017年)などがある。
Photo by Yukiko Koshima
Photo by Keizo Kioku