望月の山にひっそりと佇む体験型美術館「フェンバーガーハウス」では、一般公開前の「地球絶滅適用探知センター」の展覧会を鑑賞します。館長のロジャー・マクドナルドが、いま最も力を注いで研究をしている「気候変動」とアートについての調査資料と、来年から開催予定のワークショップに関係するアーティストの作品や情報が展示されています。マイクロ・ミュージアムならではのキュレーションやひと味違った美術鑑賞を体験します。
また、浅間山の麓で約1万年間続いた縄文時代の文化やアニミズムについて研究を続けている「浅間縄文ミュージアム」では、館長の堤隆氏による解説のもと、狩猟採集の時代を生きた縄文人独自の生活スタイルと知恵に触れ、古代の人々の暮らしと原始の芸術文化を感じ取ります。
ランチは、小諸一の絶品ともいわれる蕎麦処で信州名物の蕎麦を堪能します。ティータイムでは、ロジャーお手製の植物性材料をベースにしたケーキもご用意しています。

都心では味わえない信州の大自然を満喫しながら、アートと縄文アニミズム、そして絶滅について、さまざまなスケールで思考を巡らせて自然とアートを体験できる、ユニークで楽しい日帰りツアーです。
Let’s go back in time and into the cosmos★ Hope you can come. Roger

過去のツアーの様子

ナビゲーター:ロジャー・マクドナルド(AIT)、AITスタッフ

訪問先について:
フェンバーガーハウス
ロジャー・マクドナルドが全てのディレクションを手がける、一つのアート・リサーチ・プロジェクト。 古い山小屋を改装した、まるで小さな家のような美術館兼アート・センターです。ハウスには、ささやかな、しかし希少価値の高い、現代アートのコレク ション、テーマ別展示、工芸品、家具、チャツネの手作り工房もあります。
HP:www.fenbergerhouse.com



今から13000年前から2500年前までの約1万年間続いた狩猟採集の縄文時代を展示テーマとし、国重要文化財の縄文土器群「焼町土器」と浅間山麓の縄文文化、活火山浅間山をテーマとした常設展を行っています。特別展示室では、国重要文化財、川原田遺跡の中期縄文土器と石器を展示しています。そのほか、縄文土器づくりや勾玉づくり、弓矢体験なども体験できます。
住所:長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1901-1
HP:http://w2.avis.ne.jp/~jomon/

ゲスト

堤隆(浅間縄文ミュージアム館長兼主任学芸員)

1962年長野県生まれ。國學院大學大学院博士後期課程修了。博士(歴史学)。専門は旧石器考古学。主な受賞歴に藤森栄一賞(1992)、岩宿文化賞(2007)、第1回日本旧石器学会賞(2014)がある。八ヶ岳旧石器研究グループ代表。明治大学黒耀石研究センター研究員。東京大学大学院人文社会系研究科講師。
http://w2.avis.ne.jp/~jomon/
TICKETS

タイトル:フェンバーガーハウスと浅間縄文ミュージアムを巡るバスツアー(1日/長野県佐久市)


日時:10月12日(土)9:00-19:00(予定)

訪問先:フェンバーガーハウス、浅間縄文ミュージアム

定員:15名 最小催行人数:13名 名

ゲスト:堤隆(浅間縄文ミュージアム館長兼主任学芸員)

料金:¥16,000(コース生 ¥2,000引)(税別)受付終了  

備考:締め切り:10月9日(水)
催行の決定は、9月26日(木)以降にお知らせいたします。
 
※ 料金には、バス代、入館料、ランチ代などが含まれます。
※ 集合・解散場所までの交通費は、各自でご負担ください。
※ お申し込みは、貸切バスのオンデマンドサービス「busket/バスケット(運営:ワンダートランスポートテクノロジーズ株式会社)」を使用しています。チケット発行+決済にあたり、別途ログインが必要になります。あらかじめご了承ください。

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