日時:10月25日(水)19:00-21:00
場所:AITルーム(代官山)
定員:20名
受講料:¥3,900(税別)
備考:ワークショップ終了後、ミニ・バーをオープン(21:00-21:30/有料)
講師
しりあがり寿(漫画家)
photo by Yukiko Koshima
このワークショップでは、みなさんがよく見聞きする昔話の「その先」について考えてみることで、私たちが生きる今の「終わり方」を一緒に想像します。
「むかし、むかし、あるところに」からはじまる童話や寓話などには、ハッピーエンドのものもあれば、教訓を含んだ終わり方などさまざまな結末を描いています。
もし、その物語の続きが「昔」ではなく「現代」だったら、幸せな結末を迎えることができるのでしょうか。それとも想定外のことが起きてしまうのでしょうか。
本ワークショップでは、講師のしりあがり氏が2015年に著した『おとぎの国のメメントモリ』(KADOKAWA/メディアファクトリー)を参考に、世界中の童話のその先の物語について、現代の環境や経済、社会に当てはめながら、想像力を広げます。 例えば、意地悪な継母に虐められ、召使のように扱われていたシンデレラ。素敵な王子様と結婚し幸せな生活を送っていたと思いきや王様の遺産相続で悩んでいるかもしれません。グリム童話「靴屋の小人」では、靴屋の店主が寝ている間に小人たちが素晴らしい靴をつくって大金持ちになりますが、もしかしたら店主は、ブランディングやマーケティングに力を入れて、お店のフランチャイズ化を目指すかもしれません。
想像のきっかけは童話や物語ですが、ここには私たちも必ずいつかは体験する「死」も含まれているといえるでしょう。必ずしもハッピー/バッドエンドでは終わらない「おしまい」の先について、しりあがり氏と一緒に考えることで、新しい死生観が見つかるかもしれません。
参考文献:『おとぎの国のメメントモリ』
レクチャータイトル:[Workshop] ボクラの冒険 因と果をつなぐ旅
日時:10月25日(水)19:00-21:00
場所:AITルーム(代官山)
定員:20 名
講師:しりあがり寿(漫画家)
受講料:¥3,900(税別)
備考:ワークショップ終了後、ミニ・バーをオープン(21:00-21:30/有料)