杉田敦(美術批評 / art & river bankディレクター / 女子美術大学教授)

1957年生まれ。名古屋大学理学部物理学科卒業。現代美術と哲学、科学、メディアを横断的に論じている。主な著書に『ナノ・ソート-現代美学・・・あるいは現代美術で考察するということ』(2008)、『静穏の書: 白い街、リスボンへ』(2015)など。実践として「批評家の海岸」プロジェクト(越後妻有アートトリエンナーレ、2009)、ポルトガルの現代美術展キュレーション「極小航海時代」(女子美アートミュージアム、2010)、個展「サンクチュアリ、あるいはアジールのあとにくるもの」(空蓮房、2015)などがある。ほかにも、アーティストの増本泰斗とのプロジェクト「Picnic」やオルタナティヴ・スクール 「nano school」(blanClass)、クリティカル・ジャーナル『+jouranal』の編集・発行などを継続して行っている。2017年にはリスボン大学芸術学部大学院博士過程で教鞭をとりながらドクメンタなどの国際展を巡り、その様子を日英バイリンガルの現代アート情報ポータルサイトARTiTにて連載。2019年、同連載を単行本として刊行予定。アートの実験的シンクタンク《基礎芸術》メンバー。

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What Can Art DO?

もう一つの美術史

モンテ・ヴェリタの実験コミューン

 4月11日(木)  19:00-21:00 

講師:杉田敦(美術批評 / art & river bankディレクター / 女子美術大学教授)

場所:代官山AITルーム

定員:25 名

受講料: ¥3,900(税別)


「アートは人間の生き方や精神をもっと豊かにする道だ」というアプローチは、すでに100年以上前から存在した考え方です。こうした実験的モデルを実践に移した、非常にユニークな場所がヨーロ...

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