日時:5月9日(火)19:00-21:00
場所:AITルーム(代官山)
定員:30名
受講料:¥3,900(税別)
備考:レクチャー終了後、ミニ・バーをオープン(21:00-21:30/有料)
講師
ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター/AIT 副ディレクター)
裸婦は、西洋絵画においては典型的な主題の一つです。ピカソと萬の作品を通して、二人のラディカルな人物像と、女性のフォルムを解体していく試みの足跡を辿っていきます。美術史的には最も古い主題ですが、二人は互いの時代と文脈の中でどうやってこれを「絵」に転換していったのか?特に萬のケースは、日本における絵画の歴史やヨーロッパに対するコンプレックスを深く検証し、実験的な挑戦をした制作であったといえます。キュビズムや表現主義を理解しながら、この二人のアーティストは何を目指して、何を私たちに伝えているのかを考えましょう。
・萬鉄五郎(1885−1927、日本)
東京美術学校(現・東京藝術大学)に入学。岸田劉生や高村光太郎らのを中心に集まった美術団体「フュウザン会」に参加。後期印象派やフォーヴィスム、キュビズムなど、ヨーロッパの近代美術の動向にいち早く反応し、新しい絵画表現を模索するなど、20年ほどのキャリアの中でさまざな画風を展開した。
・パブロ・ピカソ(1881−1973、スペイン)
美術教師の父の指導のもと、幼い頃から画才を発揮。ジョルジュ・ブラックとともに、キュビズムの創始者として知られ、20世紀絵画に革命を起こした。その生涯で一万点を超える油絵・デッサンを残し、10万点にも及ぶ版画、その他数百点の彫刻や陶芸作品を制作するなど、最も多作な美術家であると『ギネス世界記録』に認定されている。
レクチャータイトル:萬鉄五郎とパブロ・ピカソ
日時:5月9日(火)19:00-21:00
場所:AITルーム(代官山)
定員:30 名
講師:ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター/AIT 副ディレクター)
受講料:¥3,900(税別)
備考:レクチャー終了後、ミニ・バーをオープン(21:00-21:30/有料)