2011年、NYからはじまった経済格差に対する抗議運動「オキュパイ・ウォール・ストリート(Occupy Wall Street)」は、日本にも広がり東京日比谷公園や経産省前テントなどで行われました。市民が公共空間を占拠する一方、路上生活者らを公園から強制撤去させるなど、地域開発という名目で様々な社会的排除が強引になされることもあります。ストリートが政治的社会的な場として利用される/する時、どのような力学がはたらいているのでしょうか。「日本三大ドヤ街」と言われ、日雇い労働者が肩を寄せ合って暮らしている山谷周辺を、社会学者の毛利嘉孝氏とともに巡ります。
 
※ ミニレクチャー「風景は誰のもの? – 公共性と表現の限界について(仮)」は、6月3日(月)19:00-20:30(代官山AITルーム)に開催予定です
※ ツアーをお申し込みの場合、ミニレクチャー受講料(¥1,500)無料

ナビゲーター

毛利嘉孝(社会学者 / 東京芸術大学大学院国際芸術創造研究科教授)

1963年長崎県生まれ。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジにて博士号(社会学)取得。九州大学大学院比較社会文化研究科助手、東京大学社会情報研究所助教授などを経て2016年より現職。専門は文化研究、メディア研究。主な著書に「ポピュラー音楽と資本主義」(せりか書房、2007・2012増補)、「ストリートの思想:転換期としての1990年代」(NHK出版、2009)など。ポストメディア研究会の主宰や、日英二ヶ国語雑誌『5: Designing Media Ecology』編集委員を務め、メディア研究のネットワークづくりにも取り組んでいる。

ファシリテーター

大隈理恵(AITプロジェクト・マネジャー)

Photo by Rattana Vandy

大分県生まれ。アートフェア東京、MISA SHIN GALLERY勤務を経て、2010年より現職。AITでは、国内ツアーのディレクションの他、AIT主催の展覧会やプロジェクト、教育プログラムMADの企画・運営、企業による芸術支援プログラムのコーディネートを担当。MAD2006キュレーション・プラクティス修了生。

青木彬(キュレーター / dear Meスタッフ)

1989年東京都生まれ。首都大学東京インダストリアルアートコース卒業。現在はインディペンデント・キュレーターとして活動。2018年からはAITのdear Meの運営にも携わる。アートプロジェクトやオルタナティヴ・スペースをつくる実践を通し、日常生活でアートの思考や作品がいかに創造的な場を生み出せるかを模索している。「黄金町バザール2017」アシスタント・キュレーター。「ファンタジア!ファンタジア!―生き方がかたちになったまち―」ディレクター。
TICKETS

タイトル:[観察] ストリートには何が映し出されたか in 山谷


日時: 6月15日(土) →雨天により延期 9月28日(土)14:00-17:00

訪問先:山谷(南千住)地域一帯

定員:12名 *最小催行人数 7名 名

ナビゲーター:毛利嘉孝(社会学者 / 東京芸術大学大学院国際芸術創造研究科教授)

料金:¥6,500(税別)SOLD OUT!  

備考:締め切り:6月12日(水)
催行の決定は、6月7日(金)以降にお知らせいたします
 
※ ミニレクチャー付(別日開催)
※ 料金には、交流会費が含まれます
※ 集合・解散場所までの交通費は、各自でご負担ください

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訪問先:代官山AITルーム

定員:25 名

受講料:¥3,900(税別)

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定員:25 名

受講料:¥3,900(税別)

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定員:25 名

受講料:¥1,500(税別)

*開催日が決定しました*


あらゆる都市で進むアートの活用や、公共空間の活用。社会の余剰と隙間が「使える」ものになる一方で、ストリートの「自由」...

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