近年、アートはさまざまな形で社会およびビジネスの現場で活用されています。アートの美学的価値や歴史性もとらえつつ、今、どのような新しいアートの役割や可能性が考えられるのでしょうか?このワークショップでは、実践されているさまざまな事例を紹介しながら、アートやアーティストが異なる領域と結びつくことで生まれる効果や新しい価値を検証し、みんなでアートと社会を結ぶ新たなプロジェクトのアイディアを出し合い、発表に向けて準備します。

*Vol.1とVol.2(6月9日[金])を連続して受講することをお勧めします。

講師

水田紗弥子(Little Barrelキュレーター)

武蔵野美術大学大学院芸術文化政策コース修了。トーキョーワンダーサイト勤務を経てフリーランスにて現代アートに関する展覧会、フェスティバル、アートアワードなどの企画・運営、コーディネートに携わる。企画した主な展覧会として「Alterspace - 変化する、仮設のアート・スペース」(アサヒ・アートスクエア、2014年)、「皮膚と地図:4名のアーティストによる身体と知覚への試み」(愛知芸術センター、2010年)などがある。

塩見有子(AITディレクター)

学習院大学法学部政治学科卒業後、イギリスのサザビーズインスティテュートオブアーツにて現代美術ディプロマコースを修了。帰国後、ナンジョウアンドアソシエイツにて国内外の展覧会やアート・プロジェクトのコーディネート、コーポレートアートのコンサルタント、マネジメントを担当。2002年、仲間と共にNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]を立ち上げ、代表に就任。AITでは、組織のマネージメントのほか、レジデンス・プログラムやメルセデス・ベンツやマネックス証券、ドイツ銀行、日産自動車など、企業による芸術支援プログラムのコンサルティングなどを行う。
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レクチャータイトル:[Workshop] アート、アイデア、ソーシャル・キャピタル Vol.1


日時:6月8日(木)19:00-21:00

場所:AITルーム(代官山)

定員:20 名

講師:水田紗弥子(Little Barrelキュレーター) 塩見有子(AITディレクター)

受講料:¥3,900(税別)

備考:ワークショップ終了後、ミニ・バーをオープン(21:00-21:30/有料)

RECOMMEND

Art & Culture TRIPS

 10月12日(土) 9:00-19:00(予定)

ナビゲーター:ロジャー・マクドナルド(AIT)ほか
ゲスト:堤隆(浅間縄文ミュージアム館長兼主任学芸員)
訪問先:フェンバーガーハウス、浅間縄文ミュージアム
定員:15名 *最小催行人数:13名
料金:¥16,000(税別)*コース生 ¥2,000引

ロジャー・マクドナルドのガイドのもと、縄文のアニミズムとアートとのつながり、絶滅を考えるユニークな1日ツアーです。長野県にある「浅間縄文ミュージアム」と「フェンバーガーハウス」を巡ります。

Art & Culture TRIPS

 4月20日(土) 14:00-18:00(予定)

ナビゲーター:AITスタッフ
ゲスト:和佐野有紀(PROJECT501ディレクター / 耳鼻咽喉科医)
訪問先:PROJECT501、アクセンチュア株式会社、アーティスト・スタジオ
定員:12名 *最小催行人数:7名
料金:¥7,500(税別)*コース生 ¥2,000引

本ツアーでは、普段はなかなかアクセスできない企業に展示されている作品やアーティストの作品が生まれるスタジオなどを巡り、じっくり時間をかけて様々な角度からアート作品を鑑賞します。

Art & Culture TRIPS

 10月26日(土) 8:30-19:00(予定)

ナビゲーター:AITスタッフ
ゲスト:山根一晃、佐塚真啓、永畑智大
訪問先:Super Open Studio 2019(S.O.S 2019)、国立奥多摩美術館
定員:25名 *最小催行人数:15名
料金:¥16,000(税別)*コース生 ¥2,000引

20軒を超えるスタジオと、その所属アーティスト約120名からなる「Super Open Studio 2019」や、制作スタジオを美術館に見立てプロジェクト活動を行っている「国立奥多摩美術館」を巡ります。

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