日時:4月26日(水)19:00-21:00
場所:AITルーム(代官山)
定員:30名
受講料:¥3,900(税別)
備考:レクチャー終了後、ミニ・バーをオープン(21:00-21:30/有料)
講師
ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター/AIT 副ディレクター)
19世紀後半から20世紀前半にかけて、身の周りに広がる世界をひたむきに観察し、その経験をカンヴァスに落としこんだ二人の画家を見ていきます。近代絵画の「父」の一人であるセザンヌは、見るプロセスをひたすら「分析」することでその表現を深化していきました。奴隷として生まれ、独学で絵画を学んだトレイラーは、田舎や都市生活の素朴な風景を描きました。この全く違うコンテクストで絵を描いていた二人を並べることで、平面で表現することの可能性や影響力を眺めていきます。
・ポール・セザンヌ(1839−1906、フランス)
銀行経営者の息子として生まれ、法学部に通うが中退。絵画の道に進む。クロード・モネやオーギュスト・ルノワールらと親交を深め、印象派グループの一員として活動。近代絵画の「父」と呼ばれ、キュビズムなど20世紀美術に大きな影響を与えた。
・ビル・トレイラー(1854−1949、アメリカ)
アラバマの農場で奴隷の子として生まれる。奴隷解放宣言が発布された後、自由の身となるが、その後も同じ農場で(小作人として)働く。その後、路上生活を送りながら、85歳から独学で田舎や都市生活の素朴な風景を描きはじめる。NYのアメリカン・フォークアート・ミュージアムでの展示を行うなど、アウトサイダー・アートの代表的な作家として評価されている。
レクチャータイトル:ポール・セザンヌとビル・トレイラー
日時:4月26日(水)19:00-21:00
場所:AITルーム(代官山)
定員:30 名
講師:ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター/AIT 副ディレクター)
受講料:¥3,900(税別)
備考:レクチャー終了後、ミニ・バーをオープン(21:00-21:30/有料)