日時:5〜10月 木曜日19:00-22:00、土曜日14:00-17:00(予定)
訪問先:多摩ニュータウン近辺、山谷(南千住)地域一帯、川崎市内、渋谷周辺ほか
定員:各12名
ツアー数:5回
ナビゲーター:磯部涼(音楽ライター)、SIDE CORE(アーティスト・コレクティブ)、笠置秀紀(建築家 / mi-ri meter)、毛利嘉孝(社会学者 / 東京芸術大学大学院国際芸術創造研究科教授)、饗庭伸(首都大学東京都市環境科学研究科教授)ほか
締め切り:開催日の3日前まで
※ ミニレクチャー付 ※ 最小催行人数あり ※ 料金には1ドリンクもしくは交流会費が含まれます ※ 集合・解散場所までの交通費は、各自でご負担ください ※ 講師名敬称略




今回の「UNKNOWN TOKYO」は、「ストリート」をテーマに、4回のツアーとワークショップを開講します。2020年の東京オリンピックに向け都市開発が進む中、その街の急速な変容ぶりに、私たちの身体はどのように都市空間を捉え、感じ、向き合うべきなのでしょうか。アーティストや専門家をナビゲーターに迎え、誰もがアクセス可能な公共空間から生まれる表現活動や歴史、記憶を巡り、またその土地で活動している方々との交流やディスカッションを通して、マスメディアにはうつらない独自の特長を持つ都市を多元的な視点から捉え直します。


 コースの特長 ・ツアー前にミニレクチャー(MAD MINI)を開講し、その土地の文化や歴史的背景について学べる
・一人ではなかなか行けないディープな街を、その土地のプロフェッショナルと一緒に巡る
・ツアーを通して興味や関心の近い人たちとの交流を深める
・ドリンクもしくは交流会付き

 受講者の声
・まだ知らない東京がたくさんあった!専門家の方から話を聞くだけでなく実際に足を運ぶことで、新たな発見や刺激があった。(学生 /20代 / 男性)
・交流会が面白かった。著名な方々とお酒を飲めるなんて思ってもみなかった!ただただ楽しかったです!(会社員 / 40代 / 男性)
・個性豊かな参加者のみなさんと近い距離感でざっくばらんにアートについて話ができた。(会社員 / 30代 / 女性)

ファシリテーター

大隈理恵(AITプロジェクト・マネジャー)

Photo by Rattana Vandy

アートフェア東京、MISA SHIN GALLERY勤務を経て、2010年より現職。AITでは、国内ツアーのディレクションの他、AIT主催の展覧会やプロジェクト、教育プログラムMADの企画・運営、企業による芸術支援プログラムのコーディネートを担当。MAD2006キュレーション・プラクティス修了生。

青木彬(キュレーター / dear Meスタッフ)

1989年東京都生まれ。首都大学東京インダストリアルアートコース卒業。現在はインディペンデント・キュレーターとして活動。2018年からはAITのdear Meの運営にも携わる。アートプロジェクトやオルタナティヴ・スペースをつくる実践を通し、日常生活でアートの思考や作品がいかに創造的な場を生み出せるかを模索している。「黄金町バザール2017」アシスタント・キュレーター。「ファンタジア!ファンタジア!―生き方がかたちになったまち―」ディレクター。

*延期*[拡張] ストリートを抜け出して  

日時:10月19日(土)14:00-17:00  訪問先:渋谷近辺の公共空間(予定)

*雨天のため延期とさせていただきます。振替日は、調整中です。決まり次第、追ってお知らせいたします。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程宜しく願い致します。*


公共空間で生まれる文化を見つめ直すことを試みた「UNKNOWN TOKYO」の最終回では、これまでのツアーを振り返りながら、もう一度都市とアート、そしてストリートと私たちの主体的な関係性について考えます。公共空間のリテラシーを育むプロジェクト「URBANING_U」など、公共空間の研究・実践を続けている笠置秀紀氏を迎え、ワークショップを実際の街なかで実施します。シチュアシオニストや、建築家でありランドスケープ・アーキテクトのローレンス・ハルプリンの手法を取り入れながら、都市を身近に感じるためのプログラムを体験します。



※ ミニレクチャー「ストリートを取り戻す?都市空間を『自分のもの』にする方法」は、同日の11:00-12:30(代官山AITルーム)に開催します
※ ツアーをお申し込みの場合、ミニレクチャー受講料(¥1,500)無料

定員:12名 *最小催行人数:7名
料金:6,500(税別)

ナビゲーター

笠置秀紀(建築家 / mi-ri meter)

1975年東京都生まれ。日本大学藝術学部修了。2000年に宮口明子とともにmi-ri meterを設立。建築、フィールドワーク、プロジェクトなどミクロな視点と横断的な戦術で都市空間や公共空間に取り組む。主な活動に、「URBANING_U」(ソーシャリー・エンゲイジド・アート展、2017)、「清澄白河現在資料館」(MOTサテライト、2017)、「仙台文学館を再編集する」(SSDせんだいスクールオブデザイン、2014) 、「川と路」(鳥取藝術祭、2015)などがある。
http://mi-ri.com/

[計画] 都市とストリート in 多摩  

日時:5月25日(土)14:00-17:00  訪問先:多摩ニュータウン近辺

高度経済成長期、住宅供給問題の解決として取り組まれた多摩ニュータウンですが、1980年代頃には、国内の住宅供給が満たされてしまうという状況に直面した結果、当初の目的から「量より質」に計画をシフトし、景観、交通、住宅などを通して、ユニークで実験的な都市計画が進められました。本ツアーでは、「郊外」を切り口として東京の都市計画の歴史を学びます。また、ストリートで育まれる文化は計画によってつくられるものとは限りません。例えば、世代交代を迎えつつある多摩ニュータウンでは、コミュニティスペースの創出や「郊外」をテーマにしたアートイベントの開催など新たな文化の萌芽が生まれつつあります。『都市をたたむ』の著者であり、人口減少時代の都市のあり方を研究されている饗庭伸氏とともに、都市計画とストリートの関係について考えていきます。
 
※ 5月15日(水)に開催を予定していたミニレクチャー「理想都市は実現可能か?東京の設計図をたどる」は、都合により不催行となりました



 
<Update on 5/17>
今回は、ニュータウン初期に建替えが行われた永山駅周辺や諏訪のタウンハウス、高齢者向けにすっかり変わってしまった諏訪永山の近隣センターを巡る予定です。前回は、高度成長期を彷彿とさせる時代をまわりましたが、今回は、それよりも前につくられ、現在、高齢化が課題となっている地域を丁寧にまわり、多摩ニュータウンの変遷を辿ります。
交流会では、数年前より、多摩ニュータウン内で建築事務所を営んでいる「スタジオメガネ」さんが行う「建築スナック」に参加します。「建築スナック」とは、近隣の住人や街づくりに関わっている方、建築業界の方などを招いて軽く飲食をしながら、楽しく語りあうギャザリングイベントです。
また、スタジオメガネさんでは、現在「世界の郊外」展を開催中。50 年以上の歴史を持つ郊外建設の 歴史、現状、未来を考える展覧会もあわせて鑑賞します。



 
↓↓↓ナビゲーターの饗庭さんからのメッセージも届きました↓↓↓
国策の中で人工的に作られた街も50年がたち、普通の街とは違った「成熟のしかた」を迎えています。そこに見られるたくさんの生活の技術(=アート)を再発見するツアーにしたいと思います。

定員:12名 *最小催行人数:7名
料金:6,500(税別)finished!

ナビゲーター

饗庭伸(首都大学東京都市環境科学研究科教授)

1971年兵庫県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学理工学研究科博士課程を経て博士(工学)取得。同大学理工学部建築学科助手、東京都立大学工学研究科建築学専攻助手などを経て現職。専門は都市計画・まちづくり。主な著書に『自分にあわせてまちを変えてみる力』(萌文社、2016)、『まちづくりの仕事ガイドブック』(学芸出版社、2016)、『都市をたたむ』(花伝社、2015)、『白熱講義 これからの日本に都市計画は必要ですか』(学芸出版社、2014)など。山形県鶴岡市、国立市谷保、世田谷区明大前駅前地区などのまちづくりに関わる。

[生活] 多文化地区のストリートからみる景色 in 川崎  

日時:7月13日(土)14:00-17:00  訪問先:川崎市内

在日コリアンをはじめ、様々なルーツを持つ人たちが暮らす川崎では、いち早く外国人市民施策を推進し、多文化共生社会の実現に取り組んできました。本ツアーでは、京浜工業地帯にあるコリアンタウン「おおひん地区」をメインに、『ルポ川崎』の筆者である磯部涼氏と、「川崎市ふれあい館」元館長の三浦知人氏とともに、ハルモニとハラボヂ(おばあちゃんとおじいちゃん)が逞しく生き抜いた在日の歴史を紐解きながら、日本が向かう「多文化共生社会」について再考します。
 
※ ミニレクチャー「「川崎」から考えるヒップホップと多文化の街(仮)」は、同日の7月13日(土)11:00-12:30(ふれあい館・桜本こども文化センター)に開催予定です
※ ツアーをお申し込みの場合、ミニレクチャー受講料(¥1,500)無料

定員:12名 *最小催行人数:7
料金:6,500(税別)finished!

ナビゲーター

磯部涼(音楽ライター)

1978年千葉県生まれ。1990年代後半から執筆活動を開始し、主にマイナー音楽や、それらと社会とのかかわりについて書いている。単著に『ルポ 川崎』(サイゾー、2017年)、『音楽が終わって、人生が始まる』(アスペクト、2011年)、『ヒーローはいつだって君をがっかりさせる』(太田出版、2004年)、共著に『遊びつかれた朝に 10年インディ・ミュージックをめぐる対話』(Pヴァイン、2014年)、編著に風営法とクラブの問題についての論考集『踊ってはいけない国で、踊り続けるために―風営法問題と社会の変え方』(河出書房新社、2013年)『踊ってはいけない国、日本ー風営法問題と過剰規制される社会』(河出書房新社、2012年)がある。

三浦知人(社会福祉法人青丘社事務局長)

川崎南部在日コリアン集住地域で、当事者を中心とした民族差別をなくす地域活動に学生時代より参加。その活動を推進する社会福祉法人青丘社の専従職員となり、地域の在日コリアンの生活実態に基づき、民族差別の行政責任を求めた話し合いを積み重ねる。差別をなくすことを目的とした公的地域施設「川崎市ふれあい館」の設立運動に深く関わり、設立後、スタッフとして働く。「ふれあい館」館長を経て、現在、社会福祉法人青丘社事務局長。乳幼児保育から、児童福祉、社会教育、高齢者福祉、障がい者福祉、まちづくりなど、地域を切り口として、市民参加型の活動が広がり、わが街の地域包括ケアの推進を担当している。

[遊戯] 変わりゆくストリートから創造する in 渋谷  

日時:9月12日(木)19:00-22:00  訪問先:渋谷周辺

世界中からグラフィティ・ライターが訪れストリート・アートの聖地とも言われる渋谷では、現在100年に1度といわれる大規模な開発が進んでいます。日々変容する都市の中で、消えては現れるグラフィティの存在は、まるで都市は計画だけで成り立つものではないことを証明しているようにも見えます。「都市における身体の拡張」をテーマにキュレーションや作品制作を行うSIDE COREとともに、渋谷のグラフィティだけでなく都市の変容そのものを体感し、アーティスト独自の視点から都市との関わり方を読み解きます。
 

※ 9月3日(火)に開催を予定していたミニレクチャー「『ストリート』と『アート』を読み解く路地裏の鑑賞方法」は、都合により不催行となりました

定員:12名 *最小催行人数:7
料金:6,500(税別)SOLD OUT!

ナビゲーター

SIDE CORE(アーティスト・コレクティヴ)

2012年から高須咲恵と松下徹により活動を開始。2017年より、西広太志が加わる。美術史や日本の歴史を背景にストリートアートを読み解く展覧会「日本美術と「ストリートの感性」」(BA-TSU ART GALLERY、2012)を発表後、問題意識は歴史から現在の身体や都市に移行し、「身体/媒体/グラフィティ」(Terratoria、2013)、「公共圏の表現」(西武渋谷店、2014)を発表。2015年の「TOKYO WALK MAN」(hiromiyoshii)からは表現の場を、室内から実際のストリートへと広げる。 ゲリラ的な作品を街に点在させ、建築や壁画、グラフィティを巡る「MIDNIGHT WALK tour」は、現在まで不定期に開催している。公共空間にある見えない制度に、遊びを交えた視覚化をするアプローチの手法が確立されていく。2016年からは東京の湾岸地域のスタジオの運営など、都市での表現のあり方を拡張し続けるアーティストたちが、流動的に参加できる場として、活動を展開している。これらの活動は公共空間のルールを紐解きその隙間に介入し、新しい行動を生み出していくための実践である。近年に参加した主な展覧会に「リボーンアート・フェスティバル2017」(宮城県、2017)、「そとのあそび展 -ピクニックからスケートボードまで-」(市原湖畔美術館、2018)などがある。
http://sidecore.net

[観察] ストリートには何が映し出されたか in 山谷  

日時: 6月15日(土) →雨天により延期 9月28日(土)14:00-17:00  訪問先:山谷(南千住)地域一帯

2011年、NYからはじまった経済格差に対する抗議運動「オキュパイ・ウォール・ストリート(Occupy Wall Street)」は、日本にも広がり東京日比谷公園や経産省前テントなどで行われました。市民が公共空間を占拠する一方、路上生活者らを公園から強制撤去させるなど、地域開発という名目で様々な社会的排除が強引になされることもあります。ストリートが政治的社会的な場として利用される/する時、どのような力学がはたらいているのでしょうか。「日本三大ドヤ街」と言われ、日雇い労働者が肩を寄せ合って暮らしている山谷周辺を、社会学者の毛利嘉孝氏とともに巡ります。
 
※ ミニレクチャー「風景は誰のもの? – 公共性と表現の限界について(仮)」は、6月3日(月)19:00-20:30(代官山AITルーム)に開催予定です
※ ツアーをお申し込みの場合、ミニレクチャー受講料(¥1,500)無料

定員:12名 *最小催行人数 7名
料金:6,500(税別)SOLD OUT!

ナビゲーター

毛利嘉孝(社会学者 / 東京芸術大学大学院国際芸術創造研究科教授)

1963年長崎県生まれ。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジにて博士号(社会学)取得。九州大学大学院比較社会文化研究科助手、東京大学社会情報研究所助教授などを経て2016年より現職。専門は文化研究、メディア研究。主な著書に「ポピュラー音楽と資本主義」(せりか書房、2007・2012増補)、「ストリートの思想:転換期としての1990年代」(NHK出版、2009)など。ポストメディア研究会の主宰や、日英二ヶ国語雑誌『5: Designing Media Ecology』編集委員を務め、メディア研究のネットワークづくりにも取り組んでいる。

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