日本の近代産業の発展には、多くの外国人労働者が関わったといわれています。産業都市として発展を遂げた川崎もそのひとつです。地域の在日コリアンの生活に寄り添い、周辺地域の住民たちと語り合いながら、民族差別をなくす地域活動に40年以上関わってきた三浦知人氏から、語られてこなかったもうひとつの朝鮮半島と日本の歴史について「川崎市ふれあい館」の歩みを通して学びます。 また川崎南部で育ち、日本のヒップホップ・シーンを牽引するBADHOPのメンバーを中心に描かれた『ルポ 川崎』筆者の磯部涼氏より、ヒップホップが生まれたアメリカのゲットーに地元を重ね合わせた彼らの声をとおして、エネルギーの根幹にはいつも「音楽」が流れている川崎の今を映し出します。

※ 同日開催のツアー「[生活] 多文化地区のストリートからみる景色 in 川崎」をお申し込みの場合、ミニレクチャー受講料(¥1,500)無料

講師

磯部涼(音楽ライター)

1978年千葉県生まれ。1990年代後半から執筆活動を開始し、主にマイナー音楽や、それらと社会とのかかわりについて書いている。単著に『ルポ 川崎』(サイゾー、2017年)、『音楽が終わって、人生が始まる』(アスペクト、2011年)、『ヒーローはいつだって君をがっかりさせる』(太田出版、2004年)、共著に『遊びつかれた朝に 10年インディ・ミュージックをめぐる対話』(Pヴァイン、2014年)、編著に風営法とクラブの問題についての論考集『踊ってはいけない国で、踊り続けるために―風営法問題と社会の変え方』(河出書房新社、2013年)『踊ってはいけない国、日本ー風営法問題と過剰規制される社会』(河出書房新社、2012年)がある。

三浦知人(社会福祉法人青丘社事務局長)

川崎南部在日コリアン集住地域で、当事者を中心とした民族差別をなくす地域活動に学生時代より参加。その活動を推進する社会福祉法人青丘社の専従職員となり、地域の在日コリアンの生活実態に基づき、民族差別の行政責任を求めた話し合いを積み重ねる。差別をなくすことを目的とした公的地域施設「川崎市ふれあい館」の設立運動に深く関わり、設立後、スタッフとして働く。「ふれあい館」館長を経て、現在、社会福祉法人青丘社事務局長。乳幼児保育から、児童福祉、社会教育、高齢者福祉、障がい者福祉、まちづくりなど、地域を切り口として、市民参加型の活動が広がり、わが街の地域包括ケアの推進を担当している。
TICKETS

レクチャータイトル:「川崎」から考えるヒップホップと多文化の街(仮)


日時:7月13日(土)11:00-12:30

場所:ふれあい館・桜本こども文化センター(川崎市川崎区桜本1-5-6)

定員:25 名

講師:磯部涼(音楽ライター) 三浦知人(社会福祉法人青丘社事務局長)

受講料:¥1,500(税別)

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