6月9日(土) に行われるツアー「多摩ニュータウン探訪〜都市の実験を読み解く〜」に先駆け、本ツアーのナビゲーターであり、都市計画やまちづくりについての研究・実践を行っている饗庭伸氏に、現在の東京がつくられるまでにはどのような都市計画の歴史があるのかお話いただきます。
2000年代、小泉政権による民営化にともない、現在では「まちづくり」という言葉も浸透してきたように、街をかたちづくる担い手は行政や企業、研究者だけでなく私たち一般市民まで多様化しています。しかし、2020年の東京オリンピック開催に向けた再開発を含め、大規模な開発の目的や背景は、東京に住む当事者であっても多くの人にとって見えにくく、事後的にしかその変化を知る事ができないのも事実です。
今私たちが直面している東京の変化は都市計画においてどのような歴史のうえにあり、これからどのような都市像に向かって進んでいくのでしょうか。近年増加傾向にあるアートプロジェクトもこうした都市計画の歴史と重ねてみることで、これからの文化政策についてのヒントが見えてくるかもしれません。様々な文化を内包する東京の街を切り口に都市と文化の関係について考えていきます。

レポートはこちら>>(Up date on 5/31)

講師

饗庭伸(首都大学東京都市環境科学研究科教授)

1971年兵庫県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学理工学研究科博士課程を経て博士(工学)取得。同大学理工学部建築学科助手、東京都立大学工学研究科建築学専攻助手などを経て現職。専門は都市計画・まちづくり。
主な著書に「自分にあわせてまちを変えてみる力」(萌文社、2016)、「まちづくりの仕事ガイドブック」(学芸出版社、2016)、「都市をたたむ」(花伝社、2015)、「白熱講義 これからの日本に都市計画は必要ですか」(学芸出版社、2014)など。山形県鶴岡市、国立市谷保、世田谷区明大前駅前地区などのまちづくりに関わる。
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レクチャータイトル:理想都市は実現可能か?東京の設計図をたどる


日時:5月15日(火)19:30-21:00

場所:AITルーム(代官山)

定員:25 名

講師:饗庭伸(首都大学東京都市環境科学研究科教授)

受講料:¥1,500(税別)受付終了

備考:ツアーと合わせてお申し込みの場合、レクチャー受講料(¥1,500)無料。

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定員:25 名

受講料:¥3,900(税別)


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