*申込受付中*

日時:4〜12月週末
訪問先:PROJECT501、アクセンチュア株式会社、N’s YARD、浦河べてるの家、フェンバーガーハウス、浅間縄文ミュージアム、S.O.S.- スーパーオープンスタジオ、国立奥多摩美術館 、水戸芸術館現代美術センター、茨城朝鮮初中高級学校ほか
定員:各12-25名
ツアー数:6回(予定)
ナビゲーター:AITスタッフ
ゲスト:和佐野有紀(PROJECT501ディレクター / 耳鼻咽喉科医)、浦河べてるの家関係者、堤隆(浅間縄文ミュージアム館長兼主任学芸員)、山根一晃(アーティスト / Super Open Studio NETWORKディレクター)、佐塚真啓(美術家 / 国立奥多摩美術館館長)、永畑智大(美術家 / 国立奥多摩美術館副館長)ほか
締め切り:各回異なる
※ ゲストによる解説あり ※ コース生割引あり ※ 最小催行人数あり ※ 料金には、バス代、入館料、ランチもしくは交流会費が含まれます ※ 集合・解散場所までの交通費は、各自でご負担ください ※ バスツアーのみ、貸切バスのオンデマンドサービス「busket/バスケット(運営:ワンダートランスポートテクノロジーズ株式会社)」を使用しています。チケット発行+決済にあたり、別途ログインが必要になります。あらかじめご了承ください





今年から新たに設けた「フィールド・トリップ」は、各コースのレクチャーで取り上げられるテーマや内容と連動しているツアーです。実際にアートの現場に足を運ぶことで、レクチャーで学んだことや、受講生同士のディスカッションから出てきた疑問や発見、興味関心をさらに広げ、より深い学びを体験します。


 コースの特長 ・現場の専門家から「生きた声」を聞くことができる
・MADならではの特別訪問を、仲間と一緒に体験できる
・都外のお出かけはバスで効率良く移動
・交流会またはランチ付き

過去のツアーの様子

アーティスト・スタジオと企業コレクションなどを巡るツアー(半日/都内)  

日時:4月20日(土)14:00-18:00(予定)  訪問先:PROJECT501、アクセンチュア株式会社、アーティスト・スタジオ

アート鑑賞の一つの醍醐味として、友だちや周りの人と一緒に体験し感想や意見を共有することで、新たな経験や知識を得ることがあります。本ツアーでは、企業に展示されている作品やアーティストの作品が生まれるスタジオなど、普段はなかなかアクセスできない場を巡り、じっくり時間をかけて様々な角度からアート作品を鑑賞し、参加者のみなさんとディスカッションやティータイム(休憩)を楽しみながら、作品や展示全体の理解を深めます。訪問先は、アートコレクターにフィーチャーしたユニークな企画を行っているアートスペース「PROJECT501」や世界最大の経営コンサルティング会社であるアクセンチュア株式会社がアート作品の制作を依頼し展示しているスペースを巡ります。ほかにも、国際展「ヴェネツィア・ビエンナーレ」にも出展し、海外美術館で個展を開催するなど、世界的に注目されているアーティストの制作スタジオにも訪問します。また、訪問先の展示に関わったキュレーターやアーティストとの交流も行う予定です。

マガジン・リダックス / ニュー・インダストリー / アート・パートナーズを受講するとよりツアーが楽しめます。

定員:12名 *最小催行人数:7名
料金:¥7,500(コース生 ¥2,000引)(税別)finished!

ナビゲーター:AITスタッフ

訪問先について:

“LOVE ART”と題して、生活の中にアートを取り入れアートと共に人生を生きる一人のアートコレクターにフィーチャーする企画展示を行っている。
住所:東京都渋谷区神宮前2-33-12 Villa Bianca 501
HP:http://project501.tokyo



「アクセンチュア・イノベーション・ハブ 東京」
あらゆる業界に対する知見、先端技術や世界のデジタルトレンドに精通したアクセンチュア株式会社のプロフェッショナルが、クライアントと共同でアイデアを具現化させるための拠点。最先端技術を感じられる多様なイベントも開催している。
HP:https://www.accenture.com/jp-ja/accenture-innovation-hub-tokyo

ゲスト

和佐野有紀(PROJECT501ディレクター / 耳鼻咽喉科医)

神奈川県生まれ。東京医科歯科大学医学部医学科卒業。都内病院にて耳鼻咽喉科医師として勤務の傍ら、2018年慶應義塾大学文学部美学美術史専攻アートマネジメント分野にて前期博士号取得。研究テーマはアートマーケティング。同じ日本で同じ時を生きるアーティストの価値が正しく伝わる仕組みを作りたい、アートを通して日本人の価値観を豊かなものにしたいとの思いから、2018年7月より原宿を拠点として、アートコレクターがアート購買に至る目線を追体験することでアートの新たな魅力を提案する「PROJECT501」を主催。http://project501.tokyo

奈良美智「N’s YARD」 ほか訪問バスツアー(1日/栃木県那須塩原市)  

日時:6月29日(土)9:00-19:00(予定)  訪問先:N's YARD(栃木県那須塩原市青木)

7月9日(火)に開講するアート・パートナーズのレクチャー「アートと建築空間のほどよい関係」の講師でもあり、建築家の石田建太朗氏が手がけた「N's YARD」を訪問します。「N's YARD」は、アーティストの奈良美智氏の未発表作品やコレクション作品などを展示している個人美術館で2018年にオープンしました。当日は、建築テーマや背景、また展示の見どころについてお話を伺う予定です。
 
さらに、自然と現代アートに包まれた、保養とアートの宿「板室温泉大黒屋」にも訪問します。
「もの派」を代表するアーティスト菅木志雄の常時展示を行っている美術館「倉庫美術館」では、オーナーの室井さんによるツアーに参加します。(Update on 5/30)
 

※ MADのコース「アート・パートナーズ」では、石田氏をゲストにレクチャー「アートと建築空間のほどよい関係」を7月9日(火)に開講します。さらに学びを深めたい方へ、MAD受講とあわせてのご参加をオススメします。

定員:25名 *最小催行人数:15名
料金:¥16,000(コース生 ¥2,000引)(税別)finished!

ナビゲーター:AITスタッフ

訪問先「N's YARD」について

森の中に静かに佇む建物の中で、奈良美智氏の未発表の作品や 奈良が大切に集め創作活動を支え続けるレコードジャケット、オブジェ、 そしてコレクション作品などが展示されている。 奈良美智氏の制作の現場、アトリエのような場所。 併設のショップでは、日本国内の生産にこだわったオリジナルグッズ、またカフェ(コナラカフェ)ではコーヒー、 厳選素材の飲み物とお菓子を販売している。
住所:栃木県那須塩原市青木28-3 
HP:http://www.nsyard.com


訪問先「板室温泉大黒屋」について
創業468年。「保養とアートの宿」をコンセプトに、温泉・食事・自然・アートが楽しめる"新しい湯治の宿"として、注目を集める。大黒屋が支援する若手アーティストの企画展示スペース「北の館 しえんギャラリー」や菅木志雄の作品300点を常時展示している美術館「倉庫美術館」では、宿泊以外の方も鑑賞可。ほかにも、館代表と語り合う「アートを語る会」や「音を楽しむ会」を定期的に開催。2005年メセナ協議会「アートスタイル経営賞」受賞。
住所:栃木県那須塩原市板室856
HP:http://www.itamuro-daikokuya.com

ゲスト

石田建太朗(建築家)*予定

「第27回べてるまつり in 浦河」を巡るツアー(2泊3日/北海道・浦河町)  

日時:7月19日(金)-21日(日)  訪問先:「第27回べてるまつり in 浦河」、浦河べてるの家ほか

北海道浦河町にある、統合失調症やうつなどの精神疾患を経験した当事者を中心とするコミュニティ「浦河べてるの家」が1年に一度開催するユニークなお祭り「べてるまつり」を訪問します。「べてるまつり」は、当事者が実行委員になり運営や当日の進行を務めたり、べてるのメンバーが体験した幻覚や妄想を発表し表彰する「幻覚&妄想大会」や、生きにくさを仲間と共有し研究というアプローチから深めていく「当事者研究大会」などが開催され、世界中から注目を集めるイベントです。本ツアーでは、「べてるまつり」の訪問に加え、べてるの関係者との特別な交流会や、アイヌの流れをくむ、べてるのメンバーの視点からアイヌの歴史についてお話を聞くなど、浦河の文化や歴史に触れながら、「べてるの家」が形成する新たなコミュニティについて学びます。
「常識」や「思い込み」を打破し、よりよく生きる場所に変えていく「べてる」の取り組みは、精神医療の現場だけでなく、現代アートの歴史やアーティストたちの思考との共通項も見いだせるのではないでしょうか。
この夏は、猛暑を離れて涼しい北海道・浦河町で、「べてるの家」の活動を通して、「よりよく生きる」ことについてじっくり考えてみませんか。

※ MADのコース「フクシとアートのラボ」では、「べてるの家」理事・向谷地生良さんの長男で、べてるのコミュニティの中で育った、向谷地宣明さんによるレクチャー「5/30(木)『安心して絶望する』当事者研究とべてるの家の実践より」を開講します。フクシとアートのラボ / アートの有用性を受講するとよりツアーが楽しめます。

★─────────────────────★
【早期お問合せ割引き△¥3,000 】
このツアーに興味がある方。まずは4/25(木)までにお問い合わせください!
ツアーの参加可否に関わらずお名前を預からせていただいた方が本申込の際には、ツアー代金より3,000円を割引いたします。まずはお電話かメールで、ワイルドナビゲーション(travel@wild-navi.co.jp / 0120-938-534)までご連絡ください!
★─────────────────────★

【ご旅行代金(税込)】
▼新千歳空港 集合・解散
1)MADコース生:¥74,500
2)MAD生・AITハウス・サポートメンバー・学生:¥79,500
3)一般:¥84,500

▼羽田発着
1)MADコース生:¥124,500
2)MAD生・AITハウス・サポートメンバー・学生:¥129,500
3)一般:¥134,500


【ツアーのポイント】
○ 世界が注目する「当事者研究」
統合失調症などをかかえながら地域で暮らす当事者の生活経験から生まれた自助(自分を助け、励まし、活かす)のプログラム「当事者研究」は、当事者がかかえる固有の生きづらさを、自分の”大切な苦労”と捉え、自分らしいユニークな発想で、その人に合った自助(自分を助け、励まし、活かす)や理解を創造しています。必要以上の入院や薬には頼らない画期的な活動として、精神医療の現場に変革をもたらしています。本ツアーでは、当事者研究のワークショップにも参加予定です。

○ チャーターバスで楽々訪問
浦河は札幌から車で3時間。点在する「べてるまつり」の会場や関連施設の見学も、ツアー参加者同士で巡れば、知識の習得も移動もスムーズに!

○学び+トラベル
「べてるまつり」の訪問に加え、現地では、ソーシャルワーカーやべてるの関係者との交流を通して、精神科医療に新風を巻き起こす「当事者研究」についても学びます

○日高昆布・スルメイカ・サラブレッド!
夏は涼しく冬は温暖、雪が少ない海洋性気候で「北海道の湘南」とも呼ばれる浦河町は、
良質のダシ昆布「日高昆布」やサケ・マス、スルメイカが特産品です。また、日本一のサラブレッドの産地としても有名です。時間があれば、日高山脈を見渡せる広大な自然のなかで、乗馬体験も楽しみます。

定員:20名 最小催行人数:14名
料金:別途詳細(税別)受付終了

ナビゲーター(予定):堀内奈穂子(AITキュレーター)、藤井理花(AIT プロジェクト・ マネジャー / dear Me 企画・コーディネーター)、大隈理恵(AITプロジェクト・マネジャー)

訪問先について:
浦河べてるの家
1984年に設立された北海道浦河町にある精神障害等をかかえた当事者の地域活動拠点です。べてるの家は、有限会社福祉 ショップべてる、社会福祉法人浦河べてるの家、NPO法人セルフサポートセンター浦河などの活動があり、総体として「べてる」と呼ばれています。そこで暮らす当事者達にとっては、生活共同体、働く場としての共同体、ケアの共 同体という3つの性格を有しており、100名以上の当事者が地域で暮らしています。
住所:北海道浦河群浦河町築地 3-5-21
HP:https://bethel-net.jp

ゲスト

向谷地宣明(MCMedian代表取締役 / NPO法人BASE代表理事)

1983年北海道生まれ。国際基督教大学卒業。北海道浦河町の社会福祉法人「浦河べてるの家」理事で北海道医療大学教授、向谷地生良氏の長男。べてるの家の精神障害を体験した当事者達と共に育つ。当事者研究のワークショップを各地で主催するほか、各地域の家族会や当事者会活動を応援している。

縄文アニミズムとアートのユニークな関係(東京発1日バスツアー / 長野)  

日時:10月12日(土)9:00-19:00(予定)  訪問先:フェンバーガーハウス、浅間縄文ミュージアム

望月の山にひっそりと佇む体験型美術館「フェンバーガーハウス」では、一般公開前の「地球絶滅適用探知センター」の展覧会を鑑賞します。館長のロジャー・マクドナルドが、いま最も力を注いで研究をしている「気候変動」とアートについての調査資料と、来年から開催予定のワークショップに関係するアーティストの作品や情報が展示されています。マイクロ・ミュージアムならではのキュレーションやひと味違った美術鑑賞を体験します。
また、浅間山の麓で約1万年間続いた縄文時代の文化やアニミズムについて研究を続けている「浅間縄文ミュージアム」では、館長の堤隆氏による解説のもと、狩猟採集の時代を生きた縄文人独自の生活スタイルと知恵に触れ、古代の人々の暮らしと原始の芸術文化を感じ取ります。
ランチは、小諸一の絶品ともいわれる蕎麦処で信州名物の蕎麦を堪能します。ティータイムでは、ロジャーお手製の植物性材料をベースにしたケーキもご用意しています。

都心では味わえない信州の大自然を満喫しながら、アートと縄文アニミズム、そして絶滅について、さまざまなスケールで思考を巡らせて自然とアートを体験できる、ユニークで楽しい日帰りツアーです。
Let’s go back in time and into the cosmos★ Hope you can come. Roger

定員:15名 最小催行人数:13名
料金:¥16,000(コース生 ¥2,000引)(税別)受付終了

ナビゲーター:ロジャー・マクドナルド(AIT)、AITスタッフ

訪問先について:
フェンバーガーハウス
ロジャー・マクドナルドが全てのディレクションを手がける、一つのアート・リサーチ・プロジェクト。 古い山小屋を改装した、まるで小さな家のような美術館兼アート・センターです。ハウスには、ささやかな、しかし希少価値の高い、現代アートのコレク ション、テーマ別展示、工芸品、家具、チャツネの手作り工房もあります。
HP:www.fenbergerhouse.com



今から13000年前から2500年前までの約1万年間続いた狩猟採集の縄文時代を展示テーマとし、国重要文化財の縄文土器群「焼町土器」と浅間山麓の縄文文化、活火山浅間山をテーマとした常設展を行っています。特別展示室では、国重要文化財、川原田遺跡の中期縄文土器と石器を展示しています。そのほか、縄文土器づくりや勾玉づくり、弓矢体験なども体験できます。
住所:長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1901-1
HP:http://w2.avis.ne.jp/~jomon/

ゲスト

堤隆(浅間縄文ミュージアム館長兼主任学芸員)

1962年長野県生まれ。國學院大學大学院博士後期課程修了。博士(歴史学)。専門は旧石器考古学。主な受賞歴に藤森栄一賞(1992)、岩宿文化賞(2007)、第1回日本旧石器学会賞(2014)がある。八ヶ岳旧石器研究グループ代表。明治大学黒耀石研究センター研究員。東京大学大学院人文社会系研究科講師。
http://w2.avis.ne.jp/~jomon/

一人では辿り着けない!?驚きと発見のアーティストスタジオ訪問(東京発1日バスツアー / 神奈川・都内)  

日時:10月26日(土)8:30-19:00(予定)  訪問先:Super Open Studio 2019(S.O.S 2019)、国立奥多摩美術館

【催行決定!若干名受付中】お申し込みは、直接AIT(mad@a-i-t.net)までお問い合わせください。



近年、アーティストたちは、東京郊外でシェア・スタジオを持ち、オープンスタジオや展覧会を企画し、活発に作品を紹介する場や国内外のキュレーターが訪問する機会をつくっています。

今年で7年目を迎え、東京の相模原周辺で20軒を超えるアーティスト・スタジオやアート施設が参加する「Super Open Studio 2019(S.O.S 2019)」は、作品展示や公開制作だけではなく、パフォーマンスやトーク、ワークショップなど、アーティスト主導で行われるオープンスタジオを中心としたイベントです。自身のコミュニティを開放し、アート関係者だけではなく広くオーディエンスと積極的に思考や知識の交換を行うことで、新たな化学反応を生み出している場について、「S.O.S. NETWORK」設立にも携わったアーティストの山根一晃氏とともに巡ります。
車中では、山根氏によるミニレクチャー&ディスカッションも開催予定です。またランチでは、アーティストがふるまうバーベキュー・イベントに参加し彼らとの交流を深めます。

制作スタジオを美術館に見立てプロジェクト活動を行っている「国立奥多摩美術館」では、パフォーマンス、漫画、彫刻や映像などを制作しているアーティストの永畑智大氏と和田昌宏氏の二人が留めた”物語"を展開する「国立奥多摩物語~10月のオーロラ~」を開催。展覧会中には、和田氏による撮影・パフォーマンスが繰り広げられ、希望者は、エキストラとしても出演できます。
今回の入場チケットは、なんと陶器(前々回は木片。前回は鉄塊!)入場口で割るそうですが、そこにもある仕掛けがあるのでお楽しみに。約三年ぶりとなる「国立奥多摩美術館」の訪問と体験は、いつも驚きと発見があります。

本ツアーでは、彼らのユニークでエネルギーのあるスタジオを訪問し、同時代に生きるアーティストとの交流を通して、作品が出来るまでの過程やライフスタイルなど、現場の声を直接聞き、新しいアートの動きについて考え、作品への理解や経験を深めます。


現代アートを知る6つの扉 / マガジン・リダックス / アーティスト・シリーズ を受講するとよりツアーが楽しめます。

定員:25名 最小催行人数:15名
料金:¥16,000(コース生 ¥2,000引)(税別)finished!

ナビゲーター:AITスタッフ

訪問先について:
Super Open Studio 2019(S.O.S 2019)
20軒を超えるスタジオと、その所属アーティスト約120名によって構成されている緩やかなアーティスト・ネットワーク。毎年秋に開催する「SUPER OPEN STUDIO」では、期間中、各スタジオにて作品展示や公開制作、パフォーマンスなど、それぞれの特色を活かしたプログラムを実施している。
HP:http://www.superopenstudio.net


国立奥多摩美術館
2012年、アーティストの佐塚真啓、永畑智大の両名により企画発足。旧製材所を利用し、制作と作品発表の場や機会に対しての問いから始まったプロジェクト。既存の作品発表形式に対して、作品を最適化させる仕組みや作品を展覧会へフォーマット化させることについて問いを立てている。鑑賞者の目に触れるまでの「諸手続き」は展覧会のためにあるのか、作家が負うべきか、作品が内包すべきか、などの問いから「美術館」という呼称での展覧会を不定期で企画・開催している。
HP:moao.jp

ゲスト

山根一晃(アーティスト)

1982年広島県生まれ。東京造形大学大学院造形研究科造形専攻美術研究領域(修士課程)修了。作家活動と並行して2016年に東京・恵比寿にてプロジェクト・スペース「statements」を設立。主な個展に、「after "the riverrun the”」(XYZ collective、東京、2015)。主なグループ展に「ファミリー/コンセプチュアル」(Art Center Ongoing、吉祥寺、2017)や「囚われ脱獄、囚われ脱獄」(CAPSULE、三宿、2016)などがある。2014年相模原地域で活動するアーティストから成る団体、「Super Open Studio NETWORK」設立に携わる。16年から18年は代表として携わる。http://yamanekazuaki.com/index.html

佐塚真啓(美術家 / 国立奥多摩美術館館長)

1985年静岡県生まれ。武蔵野美術大学卒業。2012年、東京都青梅市の旧製材所を利用して友人知人らと「国立奥多摩美術館」を企画。2018年、「奥多摩美術研究所」を設立。主な展示に、「生きろ②佐塚真啓 冬はさむい夏はあつい」(銀座 蔦屋書店、銀座、2018)、「24時間人間時計~アジア編~」(六本木アートナイト2017、六本木)、「佐塚真啓の中」(Art Center Ongoing、吉祥寺、2015)などがある。
http://o9o2i3b874b.com

永畑智大(美術家 / 国立奥多摩美術館副館長)

1983年東京都生まれ。 彫刻、漫画、国立奥多摩美術館の3本柱で活動している。主な個展に「It's OK」(PS2、北アイルランド、2015)、「ファミリーレストラン」(Art Center Ongoing、吉祥寺、2017)などがある。

美術館のコミュニティ創生とその先へ(東京発1日バスツアー / 茨城)  

日時:11月30日(土)9:00-19:00(予定)  訪問先:水戸芸術館現代美術センター、茨城朝鮮初中高級学校ほか

地域に開かれた学校として、水戸芸術館のキュレーターが特別授業を行うなど、さまざまな取り組みを行っている「茨城朝鮮初中高級学校」と、地域連携プロジェクトや教育プログラムにも力を入れて取り組んでいる「水戸芸術館現代美術センター」の展覧会を見学します。

朝鮮学校では、民族文化の理解を深めることを目的に2016年より年に一度開催される「日朝友好特別授業会」に訪問し、ウリハッキョ(朝鮮学校)と民族教育に関する生徒の学習発表などを見学します。

また、水戸芸術館現代美術センターでは、「アートセンターをひらく 第Ⅱ期」を見学します。3月~5月に開催した第Ⅰ期では、「創作と対話」をテーマに、いつもは展覧会会場であるギャラリーを、①滞在制作、②パブリック・プログラム、③カフェの3つの用途で活用し、今アートセンターに求められる役割について改めて探究する取り組みを行いました。第Ⅱ期は、その成果発表です。

美術館で行われている豊かな教育プログラムが、その地域の異なる複数のコミュニティからオーディエンスの多様性を生み出しています。本ツアーを通して、水戸芸術館自身が模索している現場を体験し、刻々と変わるアートシーンにおいて、アートセンターの役割とは何なのか、また地域文化への理解を深める大変貴重な機会です。


フクシとアートのラボ / アートの有用性 を受講するとよりツアーが楽しめます。

定員:25名 最小催行人数:15名
料金:¥16,000(コース生 ¥2,000引)(税別)受付終了

ナビゲーター:AITスタッフ

訪問先について:
水戸芸術館現代美術センター
水戸芸術館現代美術センターは、現代美術を中心に、建築、デザイン、ファッションなどの分野にも焦点を当てた展覧会の企画を行っています。1990年の開館から、アーティストとともに展覧会やワークショップを制作し、同時代の表現を通してさまざまな事象について想像を巡らす機会を設ける一方、市民や団体と一緒に行う地域連携プロジェクトや教育プログラムによって、学びや交流の場をつくることにも取り組んでいます。当センター独自の柔軟性を活かし、移り変わる社会に応じた企画を鋭意実施しています。
住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8
HP:www.arttowermito.or.jp/

茨城朝鮮初中高級学校
学校法人茨城朝鮮学園が運営する朝鮮学校で、北関東で唯一高級部を設置している。
住所:茨城県水戸市千波町2846
HP:http://www.hakkyo.ac.jp

ゲスト

竹久侑(水戸芸術館現代美術センター主任学芸員)

展覧会およびプロジェクトの企画を通して、芸術と社会の交わる領域を耕すことを目指す。現在、地域社会におけるアートセンターの役割を改めて探求する「アートセンターをひらく」の第Ⅱ期を準備中。主な展覧会として、デイヴィッド・シュリグリー「ルーズ・ユア・マインド-ようこそダークなせかいへ」(2017-2018)、「石川直樹 この星の光の地図を写す」(2016-2017)、「田中功起 共にいることの可能性、その試み」(2016)、「3.11とアーティスト:進行形の記録」(2012)、大友良英「アンサンブルズ2010─共振」(2010)など。水と土の芸術祭2012ディレクター。

佐藤麻衣子(水戸芸術館現代美術センター教育プログラムコーディネーター)

高校生の時に現代美術に出会い、アーティストの作品や考え方に救われた経験から、美術館に来たことがない人や苦手意識を持っている人でも楽しめるワークショップや鑑賞プログラムの企画運営をしている。これまでの主な企画は発達障害の子どもと家族を対象にしたワークショップや茨城朝鮮学校への出張ワークショップ、小中学生向けの展覧会鑑賞プログラム「あーとバス」など。市民ボランティアの育成や公教育との積極的な連携を図り、市民が美術に多く出会える機会を模索している。

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訪問先:PROJECT501、アクセンチュア株式会社、アーティスト・スタジオ
定員:12名 *最小催行人数:7名
料金:¥7,500(税別)*コース生 ¥2,000引

本ツアーでは、普段はなかなかアクセスできない企業に展示されている作品やアーティストの作品が生まれるスタジオなどを巡り、じっくり時間をかけて様々な角度からアート作品を鑑賞します。

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