8回のレクチャーで学んだ知識やつながりのヒントを元に、実際に子どもたちに向けたワークショップ(9/1開催予定)に参画し、ファシリテーターとしての視点を体験します。ワークショップは、海外で福祉とアートを結ぶ先駆的な活動をするフィフス・シーズン(Fifth Season)より、ディレクターのエスター・フォセン氏とウィルコ・タウネブライヤー氏を招き行います。フィフス・シーズンは、アムステルダム郊外の広大な森の中にある精神科医療施設の敷地内でアーティスト・イン・レジデンスを実施し、アーティストと患者の人々の対話やリサーチから作品制作や学びに結びつく活動や医療に関心を持つ学生と学びのプログラムを実施しています。当日は、両氏のレクチャーを通して精神科医療施設でアートの活動を行う意味や具体的な取り組みについてお聞きし、後半は、9月1日のワークショップに向けての意見交換や、受講生の具体的な役割分担などについて話し合います。レクチャーは英語で行いますが、AITスタッフも通訳のサポートを行います。

講師

エスター・フォセン(フィフス・シーズン ディレクター/ビューティフル・ディストレス・アート・マニフェステーション キュレーター)

フィフス・シーズン ディレクター/キュレーター。オランダ、コーポレートアート協会(VBCN)の理事およびモンドリアン財団の委員を務める。ジャーナリズムを学び、オランダ国立放送(VPRO)の番組制作者として働いた後、アート・アカデミーとアムステルダム大学で美術史を学ぶ。 1998年以来、アペル・アーツ・センター、オランダ国立博物館の精神医学部門、ドルハウス美術館などの美術機関においてプロジェクトマネージャーおよびキュレーターとして働く。
http://www.vijfde-seizoen.nl/en/

ウィルコ・タウネブライヤー(ビューティフル・ディストレス設立者&理事長/精神科医)

1961年オランダ生まれ。アムステルダム市公共健康局メンタルヘルス部にて医療長として従事する。精神科医として勤務するなか、精神医療と文化が出合い、互いの領域を交差させるプロジェクトに関わってきた。執筆活動のほか、医療とアートの両分野の大学で教鞭を執る。ビューティフル・ディストレスは、精神障害を持つ人々のことがより広く理解される社会の実現を目指し、アートを通じて精神医療と社会の間にある分断や、その隙間を埋めることをコンセプトに立ち上げられた。
TICKETS

レクチャータイトル:実践① – 森の中の柔らかな協働:精神科医療施設とアートの関わり –


日時:8月25日(土)13:00-15:00

場所:AITルーム(代官山)

定員:25 名

講師:エスター・フォセン(フィフス・シーズン ディレクター/ビューティフル・ディストレス・アート・マニフェステーション キュレーター) ウィルコ・タウネブライヤー(ビューティフル・ディストレス設立者&理事長/精神科医)

受講料:¥3,900(税別)finished!

備考:逐次通訳付き
協力:オランダ王国大使館

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