20世紀のアートは、社会に対する批評的な役割をひとつの使命としてきました。そこにはアートの理論だけではなく、哲学や社会学という思想が大きく影響しています。本レクチャーでは、ジェンダーや人権の問題、作品の市場価値を担保するオリジナルの概念や大量生産社会に対してのアートのスタンスを考えていきます。フェミニズムとアート、一点物としての作品に挑戦する写真家たち、アンディ・ウォーホル、ポップアートのレガシー、日本における3.11以降のアートの動きまでを追っていきます。

講師

ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター / AIT副ディレクター)

東京都生まれ。イギリスで教育を受ける。学士では、国際政治学。修士では、神秘宗教学(禅やサイケデリック文化研究)。博士号では、『アウトサイダー・アート』(1972年)の執筆者ロジャー・カーディナルに師事し美術史を学ぶ。1998年より、インディペンデント・キュレーターとして活動。「横浜トリエンナーレ2001」アシスタント・キュレーター、第一回「シンガポール・ビエンナーレ 2006」キュレーターを務める。2003年より国内外の美術大学にて非常勤講師として教鞭をとる。長野県佐久市に移住後、2013年に実験的なハウスミュージアム「フェンバーガーハウス」をオープン、館長を務める。また、国内初の英国式「チャトニー」(チャツネ)を生産・販売している。興味は美術史、絵画、変性意識状態、オーディオ鑑賞、踊り、山。AIT設立メンバーの一人。
https://www.fenbergerhouse.com
TICKETS

タイトル:批評するアート


日時:5月22日(水)19:00-21:00

場所:代官山AITルーム

定員:25 名

講師:ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター / AIT副ディレクター)

受講料:¥3,900(税別)finished!

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定員:25名 *最小催行人数:15名
料金:¥16,000(税別)*コース生 ¥2,000引

20軒を超えるスタジオと、その所属アーティスト約120名からなる「Super Open Studio 2019」や、制作スタジオを美術館に見立てプロジェクト活動を行っている「国立奥多摩美術館」を巡ります。

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講師:ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター / AIT副ディレクター)

場所:代官山AITルーム

定員:25 名

受講料:¥3,900(税別)

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講師:ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター / AIT副ディレクター)

場所:代官山AITルーム

定員:25 名

受講料:¥3,900(税別)

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