日時:4〜6月 隔週水曜日19:00-21:00

場所:代官山AITルーム

定員:25名

レクチャー:指定6回+選択2回

講師:ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター / AIT副ディレクター)

受講料:¥29,640(税別)受付終了

※ コース受講生は、指定のレクチャーに加え、他コースの任意の講座を2回選択できます(MEETING & SHARING、Art & Culture TRIPS、MAD MINIを除く)



年代順、表現スタイル、地域性といった王道の美術史とは異なる視点で、MAD独自の6つのストーリーから現代アートを紹介します。アートの価値、新しいメディアや実験的精神、アートと批評性、モダンの捉え直しなど、現代アートを理解する上でキーとなる視点や見方を学びながら、現代アートの動向を広く追っていきます。講師が20年以上、美術史を研究し続けて生まれたユニークな学びの集大成。最新情報も紹介するため、前年度からの継続もオススメです。

※ MADで学んだことをさらに深掘りしたい方へ。フィールド・トリップ「フェンバーガーハウスと浅間縄文ミュージアムを巡るバスツアー(10/12土開催)」や「アーティストと巡るスタジオ訪問(10/26土開催)」とあわせての受講もオススメです。(コース生割引あり)


 コースの特長 ・過去100年のアート全体の流れをつかむ
・異なる作品同士の、素材やアイディア、場所を横断した繋がりが見える
・アートが他文化や社会の動向といかに連動しているかが分かる
・批評的な思考のセンスを磨く

 受講者の声
・昨今の鑑賞方法に疑問を持っていたので、それを覆すような新たな発見があった。これからの美術の見方が変わると思う。(学生 / 女性 / 10代)
・作品を制作する過程において、次への手がかりを見つけられた。(アーティスト / 男性 / 40代)

講師

ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター / AIT副ディレクター)

東京生まれ。イギリスで教育を受ける。学士では、国際政治学。修士では、神秘宗教学(禅やサイケデリック文化研究)。博士号では、『アウトサイダー・アート』(1972年)の執筆者ロジャー・カーディナルに師事し美術史を学ぶ。1998年より、インディペンデント・キュレーターとして活動。「横浜トリエンナーレ2001」アシスタント・キュレーター、第一回「シンガポール・ビエンナーレ 2006」キュレーターを務める。2003年より国内外の美術大学にて非常勤講師として教鞭をとる。長野県佐久市に移住後、2013年に実験的なハウスミュージアム「フェンバーガーハウス」をオープン、館長を務める。また、国内初の英国式「チャトニー」(チャツネ)を生産・販売している。興味は美術史、絵画、変性意識状態、オーディオ鑑賞、踊り、山。AIT設立メンバーの一人。https://www.fenbergerhouse.com

※本コースに含まれる以下のレクチャーは、個別に購入することができます。

つくる衝動、素材との格闘  アウトサイダー・アート、ピカソ、アーツ・アンド・クラフツ運動

日時:4月10日(水)19:00-21:00  場所:代官山AITルーム

「何かをつくる衝動」という側面からアートを考えます。アートの歴史は人間と物質の関係の歴史でもあります。実験を重ねて、アーティストは新しい関係を探り作品にしてきました。このレクチャーではまず、つくる衝動をストレートに表す「アウトサイダー・アート」から始まり、素材の実験的精神を追っていきます。アウトサイダー・アートとは何か、なぜ人間はアートをつくるのか、工芸とアートの関係、パブロ・ピカソと物質の実験から、現代アートにつながる根源的なアートの欲求について考えます。

受講料:3,900(税別)finished!

アートの価値を決めるのは誰か  デュシャン、ダダ、コンセプチュアル・アート

日時:4月24日(水)19:00-21:00  場所:代官山AITルーム

アートという行為や作品の価値は、アートを支える様々なインフラによって左右されます。特に20世紀のアートの価値は、美術館と密接に関係しています。そしてアート・マーケットというもうひとつのシステムも、この時代から大きく関わってきました。アートは物質や素材の価値から拡張され、アーティストの考えや社会に対する批判もアートの価値とされています。マルセル・デュシャンの革命的作品のインパクト、美術館が決めるアートの価値、ダダの反抗精神、コンセプチュアル・アートはなぜアートなのかについて考えます。

受講料:3,900(税別)finished!

イメージの爆発  1960年代のニューメディア、サイケデリック、フルクサス、ディスコ、ビデオ

日時:5月8日(水)19:00-21:00  場所:代官山AITルーム

戦後から1960年代にかけて、アートの表現方法や価値観は大きく揺れ動きました。社会の変化も反映しながら、アートは「爆発」的に新たな可能性に向かっていったのです。特に、新しいメディアや文化の誕生によってアートの社会的役割や存在意義がめまぐるしく変わりました。60年代のカウンターカルチャー、実験映像とビデオアート、フルクサスのユーモア、ギャラリーとしての「ディスコ」などを参照し、1960年代のアートシーンを振り返ります。

受講料:3,900(税別)残りわずか!

批評するアート  フェミニズム、シャーマン、アンディ・ウォーホール、ポスト3.11、盗用芸術

日時:5月22日(水)19:00-21:00  場所:代官山AITルーム

20世紀のアートは、社会に対する批評的な役割をひとつの使命としてきました。そこにはアートの理論だけではなく、哲学や社会学という思想が大きく影響しています。本レクチャーでは、ジェンダーや人権の問題、作品の市場価値を担保するオリジナルの概念や大量生産社会に対してのアートのスタンスを考えていきます。フェミニズムとアート、一点物としての作品に挑戦する写真家たち、アンディ・ウォーホル、ポップアートのレガシー、日本における3.11以降のアートの動きまでを追っていきます。

受講料:3,900(税別)finished!

拡張するモダン  グローバリゼーション、ドクメンタ、ドキュメンタリー、記憶、松澤宥

日時:6月5日(水)19:00-21:00  場所:代官山AITルーム

私たちはよく「モダンアート」という言葉を使います。ここでいう「モダン」は非常に狭い地理感覚や価値観を指しているかもしれません。現代アートの中ではこの「モダン」を大きく考え直す動きもあり、様々な国や地域、時間軸や価値観によって変化するものとして展開してきました。本レクチャーでは、植民地主義や戦争という思想や事象がどのようにアートに反映されてきたのかを考えていきます。グローバリゼーション、「ドクメンタ」と西洋の拡張、ドキュメンタリー形式の作品、記憶がキーワードになります。

受講料:3,900(税別)finished!

タイムマシーン  過去と現在が交錯するキュレーションと蒐集

日時:6月19日(水)19:00-21:00  場所:代官山AITルーム

21世紀の特長は「いつでも、どこでも」という言葉で表せるかもしれません。テクノロジーによって時間の感覚や空間の経験が大きく変化してきました。もともとアートにはこの横断的な側面が備わっていましたが、変化の激しい現代においてはそのあり方も変わろうとしています。特にキュレーターやアーティストは様々な異なる物やアイディアを結んでいくことで、新しい歴史や意味をつくっています。このような時代だからこそ無視されてきたアーティストやアイディアを、いまもう一度考え直す価値があるでしょう。「ミックス」という価値、アートを横断的に見ること、キュレーションのこれから、コレクターの美術史について考えていきます。

受講料:3,900(税別)finished!

RECOMMEND

Art & Culture TRIPS

 7月19日(金)-21日(日) 

ナビゲーター:AITスタッフ
ゲスト:向谷地宣明(MCMedian代表取締役 / NPO法人BASE代表理事)、浦河べてるの家関係者ほか
訪問先:「第27回べてるまつり in 浦河」(浦河町総合文化会館)ほか
定員:20名 *最小催行人数:14名
※ 早期「お問合せ」割引 / MAD生割引あり

北海道浦河町にある、統合失調症やうつなどの精神疾患を経験した当事者を中心とするコミュニティ「浦河べてるの家」が1年に一度開催するユニークなお祭り「べてるまつり」を訪問します。

Art & Culture TRIPS

 4月20日(土) 14:00-18:00(予定)

ナビゲーター:AITスタッフ
ゲスト:和佐野有紀(PROJECT501ディレクター / 耳鼻咽喉科医)
訪問先:PROJECT501、アクセンチュア株式会社、アーティスト・スタジオ
定員:12名 *最小催行人数:7名
料金:¥7,500(税別)*コース生 ¥2,000引

本ツアーでは、普段はなかなかアクセスできない企業に展示されている作品やアーティストの作品が生まれるスタジオなどを巡り、じっくり時間をかけて様々な角度からアート作品を鑑賞します。

What is Art TODAY?

 7月5日(金) 19:00-21:00

講師:青木彬(キュレーター / dear Meスタッフ) 他

場所:代官山AITルーム

定員:25 名

受講料:¥3,900(税別)

いまストリートでは何が起きているのか?
1970年代のアメリカ・ニューヨークのサウスブロンクスのコミュニティから生まれたヒップホップ(特にグラフィティ)カルチャーの時...