アーティストとして「女性と戦争」をテーマに国内外でリサーチと作品制作する嶋田美子氏を講師に迎え、2日間に渡るフェミニズムとアートの集中ゼミを開講します。
いま、なぜ、国内外でフェミニズムのうねりが再び起こっているのでしょうか。近年、性暴力被害者支援活動のスローガンとして提唱された「Me too」が、SNS上でのムーブメントとして広がりを見せているほか、アートの世界でもフェミニズムの歴史の再考、またアーティストや研究者主導による議論の場が広がっています。その一方で、ジェンダー問題はよくわからない、または、関わりがみつけられないという声も聞かれます。
このゼミでは、嶋田氏が1960年以降の日本におけるアートとジェンダーの歴史に焦点をあてて、過去50年のフェミニズム運動や理論を振り返りながら、自身の作品や活動の紹介、アートの歴史からかき消されて来た女性の表現、また現在の若手フェミニズム・アーティストたちの活動も紹介し、フェミニズムの歴史を新たな視点で考察します。ゼミ後半ではディスカッションを通じて、一人ひとりが感じる違和感や問いを共有し、どのような言説を社会に投げかけることが可能なのかを探ります。
フェミニズムを巡る言論をもっと深く知りたいと感じている方、また、日頃抱えている問題意識についてさまざまな人と議論してみたい方にオススメです。

 
<コースの特長>
・60年代からのフェミニズム、アートの表現や作品との歴史を横断的に学べる
・アーティストの視点から見たアクティヴィズムと近年のme tooの動向について考察できる
・「誰もが何かの当事者」という視点でディスカッションを行い、多角的にジェンダー問題を捉える

講師

嶋田美子(美術家)

1959年東京都生まれ。2015年、英国キングストン大学より美術史博士号取得。戦争と女性をテーマに写真、インスタレーションを中心とした作品を発表している。近年は、戦争期の女性に限らず家庭やコミュニティ内においての存在の虚実を、アジア各国で採取するフィールドワークを行っている。これまでの展覧会に個展「Bones in Tansu-Family Secrets」(イギリス、カナダ、デンマーク、タイ、インドネシア、フィリピン、2006-2009年)、「Yoshiko Shimada」(韓国、カナダ、アメリカ、フィリピン、中国、ドイツ、1995-2001年)、「嶋田美子」(都内各地、京都、1995-2002年)、グループ展に「There-Gwangju Biennnale Project2」(韓国、2002年)、「Art, Performance and Activism in Contemporary Japan」(Pump House、イギリス、2012年)などがある。
TICKETS

タイトル:テイセツを覆すーフェミニズムとアートの交差点


日時:未定

場所:未定

定員:20 名

講師:嶋田美子(美術家)

受講料:¥12,600(税別)

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