ビデオは、アーティストの新たな表現を可能にしてきました。ドキュメンタリーの真実性やイメージ全てを疑う時代において、アートは常に映像を深く考えてきました。このレクチャーでは、特に2000年代以降に活躍するビデオ・アーティストたちの作品や考え方に注目します。ライアン・トゥリカーティンのサイケデリックな作品や、トリーシャ・バガのミュージック・ビデオ的な作品におけるスタンスに着目するほか、ビデオを新たな物語の道具として捉え、映像や編集の歴史を参照しながら新しい展開を模索するアントン・ヴィドクルや小泉明郎の作品を紹介します。近年の国際展でますます多くなる映像作品の多様性と時代性に迫っていきます。

講師

ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター/AIT 副ディレクター)

東京生まれ。イギリスで教育を受ける。学士では、国際政治学。修士では、神秘宗教学(禅やサイケデリック文化研究)。博士号では、『アウトサイダー・アート』(1972年)の執筆者ロジャー・カーディナルに師事し美術史を学ぶ。1998年より、インディペンデント・キュレーターとして活動。「横浜トリエンナーレ2001」アシスタント・キュレーター、第一回「シンガポール・ビエンナーレ 2006」キュレーターを務める。2003年より国内外の美術大学にて非常勤講師として教鞭をとる。長野県佐久市に移住後、2013年に実験的なハウスミュージアム「フェンバーガーハウス」をオープン、館長を務める。また、国内初の英国式「チャトニー」(チャツネ)を生産・販売している。興味は美術史、絵画、変性意識状態、オーディオ鑑賞、踊り、山。AIT設立メンバーの一人。
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レクチャータイトル:ビデオ・アートのいまを読み解く


日時:11月28日(火)19:00-21:00

場所:AITルーム(代官山)

定員:30 名

講師:ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター/AIT 副ディレクター)

受講料:¥3,900(税別)

備考:レクチャー終了後、ミニ・バーをオープン(21:00-21:30/有料)

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