アートの最先端の現場の一つは、ギャラリーです。歴史的に見ても、ギャラリーはアーティストの作品が初めて世の中に発表される場所でもあり、アトリエと並んで、最も「生」な場所の一つといえるでしょう。しかしこの「生」は無条件に保証されるものではありません。アーティスト自身がより学際的なリサーチへと制作方法をシフトしていくなか、それを受け止める鑑賞形態、個人コレクションやギャラリーといった既存の枠組みも変容を迫られています。本レクチャーでは、東京で新たなギャラリーモデルを展開するASAKUSAの大坂紘一郎氏を招き、研究者との協働プログラムを核とするそのビジョンと戦略に迫ります。

講師

大坂紘一郎(アサクサ代表)

倉敷芸術科学大学および岡山大学非常勤講師。早稲田大学中退。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ、キュレーション学科卒業。ロンドンの大和日英基金にて、政治・経済・文化における二国間交流の現場にリサーチャーとして携わった後、2013年より谷中にあるスカイザバスハウスのキュレーターとして勤務。2015年、40平方メートルの一般住宅を改築したアートスペース・アサクサ(東京都台東区)を設立。美術研究とマーケットの動向を媒介し、共同キュレーションを核とした活動を行っている。これまでに、ヨシュア・オコンやオノ・ヨーコ、リクリット・ティラバーニャの展示を開催。

ファシリテーター

ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター/AIT 副ディレクター)

東京生まれ。イギリスで教育を受ける。学士では、国際政治学。修士では、神秘宗教学(禅やサイケデリック文化研究)。博士号では、『アウトサイダー・アート』(1972年)の執筆者ロジャー・カーディナルに師事し美術史を学ぶ。1998年より、インディペンデント・キュレーターとして活動。「横浜トリエンナーレ2001」アシスタント・キュレーター、第一回「シンガポール・ビエンナーレ 2006」キュレーターを務める。2003年より国内外の美術大学にて非常勤講師として教鞭をとる。長野県佐久市に移住後、2013年に実験的なハウスミュージアム「フェンバーガーハウス」をオープン、館長を務める。また、国内初の英国式「チャトニー」(チャツネ)を生産・販売している。興味は美術史、絵画、変性意識状態、オーディオ鑑賞、踊り、山。AIT設立メンバーの一人。
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レクチャータイトル:アートギャラリーにおける学際的アプローチの可能性


日時:10月5日(木)19:00-21:00

場所:AITルーム(代官山)

定員:30 名

講師:大坂紘一郎(アサクサ代表)

受講料:¥3,900(税別)

備考:レクチャー終了後、ミニ・バーをオープン(21:00-21:30/有料)

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