1990年代は、国際展が爆発的に増え、地理的に拡大した時代ともいわれています。グローバル化が世界のアート界に影響し、展覧会やキュレーティングの方法を大きく変えます。また、新たな世代のアーティストも誕生し、最も知られているのは、イギリスのYBA(Young British Artists)現象でしょう。日本でも村上隆や昭和40年会が活躍します。この時代は、国際展が国や街を盛り上げて行く要素となり、現代アート・マーケットのバブル初期も始まります。「関係性の美学」という新しいタイプの芸術も提示され、アートがユートピア的なスタンスを持っていた時代だったともいえます。このレクチャーではフランツ・ウェストやチャップマン兄弟、ピエール・ユイグ、ヴァネッサ・ビークロフトなどのアーティストを紹介します。

講師

ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター/AIT 副ディレクター)

東京生まれ。イギリスで教育を受ける。学士では、国際政治学。修士では、神秘宗教学(禅やサイケデリック文化研究)。博士号では、『アウトサイダー・アート』(1972年)の執筆者ロジャー・カーディナルに師事し美術史を学ぶ。1998年より、インディペンデント・キュレーターとして活動。「横浜トリエンナーレ2001」アシスタント・キュレーター、第一回「シンガポール・ビエンナーレ 2006」キュレーターを務める。2003年より国内外の美術大学にて非常勤講師として教鞭をとる。長野県佐久市に移住後、2013年に実験的なハウスミュージアム「フェンバーガーハウス」をオープン、館長を務める。また、国内初の英国式「チャトニー」(チャツネ)を生産・販売している。興味は美術史、絵画、変性意識状態、オーディオ鑑賞、踊り、山。AIT設立メンバーの一人。
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レクチャータイトル:1990年代のアート


日時:19:00-21:00

場所:AITルーム(代官山)

定員:30 名

講師:ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター/AIT 副ディレクター)

受講料:¥3,900(税別)

備考:レクチャー終了後、ミニ・バーをオープン(21:00-21:30/有料)

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