日時:4〜7月 金曜日19:00-21:00

場所:代官山AITルーム

定員:25名

レクチャー:指定6回+選択2回

講師:塩見有子、ロジャー・マクドナルド、堀内奈穂子、藤井理花、大隈理恵(AIT)、青木彬(キュレーター)、清水美帆(美術家)

受講料:¥29,640(税別)受付終了

※ コース受講生は、指定のレクチャーに加え、他コースの任意の講座を2回選択できます(MEETING & SHARING、Art & Culture TRIPS、MAD MINIを除く)
※ 講師名敬称略



注目のアーティストやキュレーター、また、新しい美術館の動きや話題の国際展、マーケット・ニュースなど、旬なトピックを織り交ぜながら、各テーマに関する論評やレビューを通じて受講生一緒にディスカッションを行う6回のコースです。アート雑誌や専門書で頻繁に使われる用語についての解説もあり、はじめてアートに触れたい方にオススメです。
参考記事・WEB:Artforum、Frieze、Art News Paper、Art Asia Pacific、ArtReview、e-flux、Artsy、artnet.com、美術手帖、ARTiTほか

※ MADで学んだことをさらに深掘りしたい方へ。フィールド・トリップ「アーティスト・スタジオと企業コレクションなどを巡るツアー(4/20土開催)」や「アーティストと巡るスタジオ訪問(10/26土開催)」とあわせての受講もオススメです。(コース生割引あり)


 コースの特長 ・最新のアートの動向に触れることができる
・アートの専門用語について学べる
・アートについて気軽にディスカッションができる

※本コースに含まれる以下のレクチャーは、個別に購入することができます。

マーケット  バブル?崩壊?関係ない!

日時:4月12日(金)19:00-21:00  場所:代官山AITルーム

ギャラリーやオークション・ハウスで作品を売り買いする華やかなアート・マーケットの最新トピックと、それらとは異なる「マーケット」の動きを広く紹介します。

レポートはこちら>>(Update on 5/19)

受講料:3,900(税別)finished!

講師

塩見有子(AITディレクター)ほか

学習院大学法学部政治学科卒業後、イギリスのサザビーズインスティテュートオブアーツにて現代美術ディプロマコースを修了。帰国後、ナンジョウアンドアソシエイツにて国内外の展覧会やアート・プロジェクトのコーディネート、コーポレートアートのコンサルタント、マネジメントを担当。2002年、仲間と共にNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]を立ち上げ、代表に就任。AITでは、組織のマネージメントのほか、レジデンス・プログラムやメルセデス・ベンツやマネックス証券、ドイツ銀行、日産自動車など、企業による芸術支援プログラムのコンサルティングなどを行う。その他、財団や企業等の委員やアドバイザー、審査員などを務める。

アート・スペース  世界の個性的なミュージアム

日時:4月26日(金)19:00-21:00  場所:代官山AITルーム

今年開催される国内外の展覧会を取り上げながら、世界の個性的な美術館やアート・センターを紹介します。

受講料:3,900(税別)finished!

講師

ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター / AIT副ディレクター)

東京都生まれ。イギリスで教育を受ける。学士では、国際政治学。修士では、神秘宗教学(禅やサイケデリック文化研究)。博士号では、『アウトサイダー・アート』(1972年)の執筆者ロジャー・カーディナルに師事し美術史を学ぶ。1998年より、インディペンデント・キュレーターとして活動。「横浜トリエンナーレ2001」アシスタント・キュレーター、第一回「シンガポール・ビエンナーレ 2006」キュレーターを務める。2003年より国内外の美術大学にて非常勤講師として教鞭をとる。長野県佐久市に移住後、2013年に実験的なハウスミュージアム「フェンバーガーハウス」をオープン、館長を務める。また、国内初の英国式「チャトニー」(チャツネ)を生産・販売している。興味は美術史、絵画、変性意識状態、オーディオ鑑賞、踊り、山。AIT設立メンバーの一人。
https://www.fenbergerhouse.com

藤井理花(AITプロジェクト・マネジャー / dear Me企画・コーディネーター)

千葉県生まれ。出版IT企業などを経て2011年より現職。AITでは主に展覧会やイベント、ワークショップのコーディネートや企画を担当。AITが2014年に企画協力した「ゴー・ビトゥイーンズ展-こどもを通してみる世界:子どもキャプションプロジェクト」(主催:森美術館)では、学校プログラムや一般の子ども向けワークショップの運営に関わる。ジーナ・ブエンフェルド企画「回る世界の静止点で」(2014)、「The BAR vol.8 Today of Yesterday 過去に在る、いま」展(山本現代、2015)などを担当。2016年に開始した、dear Meプロジェクトのメンバー。個性豊かな子どもや若者が主体的に関わるプログラムを策定中。興味は自然、温泉、映画、養蜂。個人の活動に福祉施設の児童と様々な文化活動や学びのサポートを行うボランティアグループに参加している。MAD2010キュラトリアル・スタディーズ修了生。

#MeToo? #YouToo?  ジェンダーとアイデンティティ

日時:5月24日(金)19:00-21:00  場所:代官山AITルーム

現代アートを切り口に、ジェンダーや人権問題、SNSから広がった「#MeToo」運動について考えます。
 
当日は、先日開幕した第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展より、ジェンダーに関連する作品紹介のほか、「#MeToo」運動の勢いにより美術史の是正が行われているアート界の動きや、フェミニズムとアート支援の矛盾についてなど、「#MeToo」運動以前の時代のアーティストにも着目し、時代を往来しながら、私たちの身近に存在するジェンダーに関わる「生きづらさ」や「憤り」もしくは「疑問」について、参加者のみなさんとディスカッションを行います。(Update on5/20)

受講料:3,900(税別)finished!

講師

堀内奈穂子(AITキュレーター / dear Meディレクター)

エジンバラ・カレッジ・オブ・アート現代美術論修士課程修了。2008年より、AITにてレジデンス・プログラムや展覧会、シンポジウム、企業プログラムの企画に携わる。ドクメンタ12マガジンズ・プロジェクト「メトロノーム11号 _ 何をなすべきか? 東京」(2007)アシスタント・キュレーター、「Home Again」(原美術館、2012)アソシエイト・キュレーターを務める。国際交流基金主催による「Shuffling Space」展(タイ、2015)キュレーター、「Invisible Energy」(ST PAUL St Gallery、ニュージーランド、2015)共同キュレーター。アーカスプロジェクト(2013)、パラダイスエア(2015、2016)、京都府アーティスト・イン・レジデンス事業「大京都in舞鶴」(2017)のゲストキュレーターを務める。 2016年より、AITの新たなプロジェクトとして、複雑な環境下にある子どもたちとアーティストをつなぐ「dear Me」プロジェクトを開始。アートや福祉の考えを通した講座やワークショップ、シンポジウムを企画する。

大隈理恵(AITプロジェクト・マネジャー)

Photo by Rattana Vandy

大分県生まれ。アートフェア東京、MISA SHIN GALLERY勤務を経て、2010年より現職。AITでは、国内ツアーのディレクションの他、AIT主催の展覧会やプロジェクト、教育プログラムMADの企画・運営、企業による芸術支援プログラムのコーディネートを担当。MAD2006キュレーション・プラクティス修了生。

アートと社会  批評、快楽、これから?

日時:6月21日(金)19:00-21:00  場所:代官山AITルーム

アートを通して、紛争や災害、経済格差といった社会問題に立ち向かい、よりよく生きるための手法や役割について考えます。

受講料:3,900(税別)finished!

講師

ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター / AIT副ディレクター)

東京都生まれ。イギリスで教育を受ける。学士では、国際政治学。修士では、神秘宗教学(禅やサイケデリック文化研究)。博士号では、『アウトサイダー・アート』(1972年)の執筆者ロジャー・カーディナルに師事し美術史を学ぶ。1998年より、インディペンデント・キュレーターとして活動。「横浜トリエンナーレ2001」アシスタント・キュレーター、第一回「シンガポール・ビエンナーレ 2006」キュレーターを務める。2003年より国内外の美術大学にて非常勤講師として教鞭をとる。長野県佐久市に移住後、2013年に実験的なハウスミュージアム「フェンバーガーハウス」をオープン、館長を務める。また、国内初の英国式「チャトニー」(チャツネ)を生産・販売している。興味は美術史、絵画、変性意識状態、オーディオ鑑賞、踊り、山。AIT設立メンバーの一人。
https://www.fenbergerhouse.com

塩見有子(AITディレクター)

学習院大学法学部政治学科卒業後、イギリスのサザビーズインスティテュートオブアーツにて現代美術ディプロマコースを修了。帰国後、ナンジョウアンドアソシエイツにて国内外の展覧会やアート・プロジェクトのコーディネート、コーポレートアートのコンサルタント、マネジメントを担当。2002年、仲間と共にNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]を立ち上げ、代表に就任。AITでは、組織のマネージメントのほか、レジデンス・プログラムやメルセデス・ベンツやマネックス証券、ドイツ銀行、日産自動車など、企業による芸術支援プログラムのコンサルティングなどを行う。その他、財団や企業等の委員やアドバイザー、審査員などを務める。

ストリート・アートのいま  

日時:7月5日(金)19:00-21:00  場所:代官山AITルーム

いまストリートでは何が起きているのか?
1970年代のアメリカ・ニューヨークのサウスブロンクスのコミュニティから生まれたヒップホップ(特にグラフィティ)カルチャーの時代背景や歴史を学び、最近話題を呼んでいるBanksyを例に、法と表現の自由について考えます。
また当日は、講師が注目する国内外のアーティストや作品、ストリート表現の動きについてご紹介します。(6/25 update)

受講料:3,900(税別)finished!

講師

青木彬(キュレーター / dear Meスタッフ)

1989年東京都生まれ。首都大学東京インダストリアルアートコース卒業。現在はインディペンデント・キュレーターとして活動。2018年からはAITのdear Meの運営にも携わる。アートプロジェクトやオルタナティヴ・スペースをつくる実践を通し、日常生活でアートの思考や作品がいかに創造的な場を生み出せるかを模索している。「黄金町バザール2017」アシスタント・キュレーター。「ファンタジア!ファンタジア!―生き方がかたちになったまち―」ディレクター。

大隈理恵(AITプロジェクト・マネジャー)

大分県生まれ。アートフェア東京、MISA SHIN GALLERY勤務を経て、2010年より現職。AITでは、国内ツアーのディレクションの他、AIT主催の展覧会やプロジェクト、教育プログラムMADの企画・運営、企業による芸術支援プログラムのコーディネートを担当。MAD2006キュレーション・プラクティス修了生。

コレクティヴ  オルタナティヴ、イノベーション、サバイバル

日時:7月26日(金)19:00-21:00  場所:代官山AITルーム

近年、国内でアーティスト・グループの活動が目立つ中、改めて「コレクティヴ」の意義や役割、またその可能性について、キュレーターとアーティストの視点や実践から考えます。青木彬氏は、アートプロジェクトにおける協働のプロセスに着目しながら、集団における創造性の拡張について議論します。アーティストの清水美帆氏は、自身が運営に携わった移動美術館「Danger Museum」を例に挙げ、コレクティヴが誕生した90年代後半のロンドンを振り返りながら、活動を通して感じた面白さや難しさについてお話しします。(6/25 update)

受講料:3,900(税別)finished!

講師

青木彬(キュレーター / dear Meスタッフ)

1989年東京都生まれ。首都大学東京インダストリアルアートコース卒業。現在はインディペンデント・キュレーターとして活動。2018年からはAITのdear Meの運営にも携わる。アートプロジェクトやオルタナティヴ・スペースをつくる実践を通し、日常生活でアートの思考や作品がいかに創造的な場を生み出せるかを模索している。「黄金町バザール2017」アシスタント・キュレーター。「ファンタジア!ファンタジア!―生き方がかたちになったまち―」ディレクター。

清水美帆(美術家 / dear Meスタッフ)

東京都生まれ。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ卒業後、オスロ国立芸術大学で修士号(ファインアート)を取得。1998年に誕生したアーティスト・コレクティヴ、Danger Museumのメンバーとして活動し、「何でも美術館になり得る」という考えの下、移動美術館を運営。現在もオィヴン・レンバーグとのコラボレーションの場として継続している。近年のソロ活動としては布を主な素材とした表現活動が多く、ライブイベントや映像作品のセット、俳優やダンサーのための衣装や小道具を制作している。2018年にはダニエル・コック(ダンサー/振付家)と恊働でパフォーマンス作品「xhe」を発表。2019年、Museum of Contemporary Art Tuscon(米国アリゾナ州)のグループ展へ参加。さまざまな分野の人が知識や経験を共有する場づくりに関心があり、2017年よりフクシとアートの関係性を模索するdear Meにスタッフとして関わる。
www.dangermuseum.com/ja/

RECOMMEND

Art & Culture TRIPS

 10月26日(土) 8:30-19:00(予定)

ナビゲーター:AITスタッフ
ゲスト:山根一晃、佐塚真啓、永畑智大
訪問先:Super Open Studio 2019(S.O.S 2019)、国立奥多摩美術館
定員:25名 *最小催行人数:15名
料金:¥16,000(税別)*コース生 ¥2,000引

20軒を超えるスタジオと、その所属アーティスト約120名からなる「Super Open Studio 2019」や、制作スタジオを美術館に見立てプロジェクト活動を行っている「国立奥多摩美術館」を巡ります。

What is Art TODAY?

アート界

変わりゆく制度と仕組み

 4月16日(火) ⇒ 7月2日(火) 19:00-21:00

講師:塩見有子(AITディレクター)

場所:代官山AITルーム

定員:25 名

受講料:¥3,900(税別)

テクノロジーが発展し、富の地勢図や規模が変化し、アートの価値がますます多様化するなかで、表現者としてのアーティスト、鑑賞や保存の場としての美術館、商業の要としてのギャラリーというア...

What is Art TODAY?

アートと企業

キー・プロジェクト、キー・モーメント

 5月28日(火) 19:00-21:00

講師:塩見有子(AITディレクター)

場所:代官山AITルーム

定員:25 名

受講料:¥3,900(税別)

1980年代より活発になったアートと企業の結び目は、「メセナ」や「CSR」あるいは「創造経済」や「文化資本」という言葉で様々にその意味と役割が説明されてきました。日本では資生堂やサ...

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