私たちはよく「モダンアート」という言葉を使います。ここでいう「モダン」は非常に狭い地理感覚や価値観を指しているかもしれません。現代アートの中ではこの「モダン」を大きく考え直す動きもあり、様々な国や地域、時間軸や価値観によって変化するものとして展開してきました。本レクチャーでは、植民地主義や戦争という思想や事象がどのようにアートに反映されてきたのかを考えていきます。グローバリゼーション、「ドクメンタ」と西洋の拡張、ドキュメンタリー形式の作品、記憶がキーワードになります。

講師

ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター / AIT副ディレクター)

東京都生まれ。イギリスで教育を受ける。学士では、国際政治学。修士では、神秘宗教学(禅やサイケデリック文化研究)。博士号では、『アウトサイダー・アート』(1972年)の執筆者ロジャー・カーディナルに師事し美術史を学ぶ。1998年より、インディペンデント・キュレーターとして活動。「横浜トリエンナーレ2001」アシスタント・キュレーター、第一回「シンガポール・ビエンナーレ 2006」キュレーターを務める。2003年より国内外の美術大学にて非常勤講師として教鞭をとる。長野県佐久市に移住後、2013年に実験的なハウスミュージアム「フェンバーガーハウス」をオープン、館長を務める。また、国内初の英国式「チャトニー」(チャツネ)を生産・販売している。興味は美術史、絵画、変性意識状態、オーディオ鑑賞、踊り、山。AIT設立メンバーの一人。
https://www.fenbergerhouse.com
TICKETS

タイトル:拡張するモダン


日時:6月5日(水)19:00-21:00

場所:代官山AITルーム

定員:25 名

講師:ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター / AIT副ディレクター)

受講料:¥3,900(税別)finished!

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定員:25名 *最小催行人数:15名
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講師:ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター / AIT副ディレクター)

場所:代官山AITルーム

定員:25 名

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