アート・パートナーズ


日時:4月-12月19:00-21:00

場所:AITルーム(代官山)、カフェ・レストランSUNDAY(三宿)ほか

定員:20名

レクチャー:指定9回+選択2回

講師:南條史生(森美術館館長)、他

コース受講料:¥111,100(税別)受付終了  追加お申し込み、締切りました。ありがとうございました。

ドリンク付、食事会(2回)込み

協力:株式会社 ポンテヴェキオ ホッタ

コース受講生は、指定のレクチャーに加え、他コースの任意のレクチャーを2回選択できます。(ディスコースのラボ、Visit&Seeを除く)

アートやビジネスのプロフェッショナルを招き、アートの価値やパトロナージュの新しい可能性について考える「アート・パートナーズ」。日本のアートシーンを多方面から牽引する方々から話を聞き、受講生とともに会話を楽しむサロン形式の講座です。代官山のAITルームでのレクチャーのほか、特別鑑賞ツアーも行います。2回にわたるアート・サロンでは、世田谷区にあるアート・カフェに場所を移して、美味しい食事をいただきながら、コレクターや受講生との交流を深めます。 アートを心から愛する経営者、美術館館長、コレクター、アート・ディーラー、ギャラリスト、仲間とともにアートを楽しむ1年を始めてみませんか。

<特徴>
・キュレーターやギャラリストの生の声を聞きながら、作品の楽しみ方を学ぶ
・アート・マーケットでの作品の価値、アーティストとパトロンの関係について考える
・最新のアートの動向を知り、変動するアートの価値について考える
・美術館やギャラリーなどの訪問を通して、受講生同士の交流を深める

ファシリテーター

塩見有子(AITディレクター)

Photo by Yukiko Koshima

学習院大学法学部政治学科卒業後、イギリスのサザビーズインスティテュートオブアーツにて現代美術ディプロマコースを修了。帰国後、ナンジョウアンドアソシエイツにて国内外の展覧会やアート・プロジェクトのコーディネート、コーポレートアートのコンサルタント、マネジメントを担当。2002年、仲間と共にNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]を立ち上げ、代表に就任。AITでは、組織のマネージメントのほか、レジデンス・プログラムやメルセデス・ベンツ、マネックス証券、ドイツ銀行、日産自動車など、企業による芸術支援プログラムのコンサルティングなどを行う。

コレクターへの第一歩 – 鑑賞するだけではないアートの楽しみ方、関わり方 –  

日時:4月17日(火)19:00-21:00  場所:AITルーム(代官山)

アートは、私たちにとってどのような存在でしょうか。美術館やギャラリーで作品を見ることで、さまざまな知識を得たり、当たり前と思っていた事に疑問符をつけたり、あるいは言葉にできない感情に自分自身が驚くことがあるかもしれません。一歩進んで、作品を購入し一緒に生活してみるとどうでしょうか。アート好きな仲間との出会いに始まり、ギャラリストやアーティストと知り合ったり、普段は接点のない人達と自分をつなげる接着剤としてアートが機能することもあります。第1回目となるコースの始まりは、なぜ私たちがアートを必要としているのかについて、現代アートの基礎的な知識から、所有にまつわる常識・非常識、さらにはそこから生まれるコミュニティの多様さについて考えます。

レポートはこちら>>(Up date on 5/14)

講師

ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター/AIT副ディレクタ―)

東京生まれ。イギリスで教育を受ける。学士では、国際政治学。修士では、神秘宗教学(禅やサイケデリック文化研究)。博士号では、『アウトサイダー・アート』(1972年)の執筆者ロジャー・カーディナルに師事し美術史を学ぶ。1998年より、インディペンデント・キュレーターとして活動。「横浜トリエンナーレ2001」アシスタント・キュレーター、第一回「シンガポール・ビエンナーレ 2006」キュレーターを務める。2003年より国内外の美術大学にて非常勤講師として教鞭をとる。長野県佐久市に移住後、2013年に実験的なハウスミュージアム「フェンバーガーハウス」をオープン、館長を務める。また、国内初の英国式「チャトニー」(チャツネ)を生産・販売している。興味は美術史、絵画、変性意識状態、オーディオ鑑賞、踊り、山。AIT設立メンバーの一人。https://www.fenbergerhouse.com

アート・サロンvol.1 – ギャラリーオーナー/コレクターと読み解く2018年のアート –  - コレクターと読み解く2018年のアート -

日時:5月18日(金)19:00-21:30  場所:SUNDAY(三宿)

世田谷の三宿にあるギャラリー・カフェ「SUNDAY」で、特別メニューをいただきながら、カフェのオーナーであり、コレクターでもある吉野誠一氏と共に2018年のアートシーンを読み解きます。隣接するギャラリーで展覧会が開催されている場合は、併せて特別訪問します。

講師

吉野誠一(アートコレクター)ほか

1968年生まれ。主要な展覧会や海外のアートフェアを訪れ、国内外の若手から大物アーティストまで幅広く現代アートの作品を収集。「ARTiT」に展覧会レビューを寄稿。2011年8月、自身がプロデュースするカフェレストラン「SUNDAY」とギャラリースペース「CAPSULE」を東京・三宿に開設 。2015年1月より、都内近郊のギャラリーや美術館情報を紹介するフリーペーパー『GUIDE』の発行を手がける。AITのレジデンスプログラムアーティストが滞在する、倉を改装した住宅の大家。 http://sunday-cafe.jp

「建築の日本展」のここを見てほしい:森美術館館長と巡るミュージアムツアー  

日時:6月15日(金)19:00-21:00  場所:森美術館(六本木)

森美術館にて4月25日(水)から 9月17日(月)まで開催される「建築の日本展:その遺伝子がもたらすもの」を、同館館長の南條史生氏とともに巡ります。展覧会のキュレーション、空間構成、展示方法、ライティングなど様々な要素がどのように決定されてひとつの展覧会に仕上がっていくのか、実際に展覧会を鑑賞しながら学びます。ツアーの前には、森タワー内でウェルカムドリンクをいただいたあと、南條館長から「広く全体を網羅的に理解する」だけではなく、「狭く偏りに満ちた」お話を伺い、展覧会のもう一つの魅力に迫ります。

講師

南條史生(森美術館館長)

1949年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部、文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。国際交流基金等を経て2002年より森美術館副館長、2006年11月より現職。過去にヴェニス・ビエンナーレ日本館(1997年)及び台北ビエンナーレ(1998年)コミッショナー、ターナープライズ審査委員(ロンドン、1998年)、横浜トリエンナーレ(2001年)、シンガポール・ビエンナーレ(2006年、2008年)アーティスティックディレクター、茨城県北芸術祭(2016年)総合ディレクター、ホノルル・ビエンナーレ(2017年)キュラトリアルディレクター等を歴任。近著に「アートを生きる」(角川書店、2012年)がある。

アーティストとの仕事:岡山芸術交流の事例から  

日時:7月10日(火)19:00-21:00  場所:AITルーム(代官山)

2年前の2016年、岡山で「芸術祭」ではなく「芸術交流」という現代アートの国際展がスタートしました。「岡山芸術交流2016 Okayama Art Summit 2016」という名のもとに、アーティスティック・ディレクターに世界的なトップ・アーティストのリアム・ギリック氏を招き、総合プロデューサーに企業家の石川康晴氏を迎えた本国際展は、日本に数多くある国際展のなかでもテーマ設定、作品のクオリティー、街への展開の仕方の妙で、鑑賞者から専門家まで多くの層から高い評価を得ました。そして2019年には、ドイツのミュンスター彫刻プロジェクトでも圧倒的な表現世界で話題となったピエール・ユイグ氏がアーティスティック・ディレクターに決まり、現代アートの展覧会のみならず、鑑賞やレクチャー、教育機関との提携による各種プログラムが実施されることでますます注目を浴びています。
地方自治体主導の座組みとは異なる手法を取り入れた、岡山芸術交流の総合ディレクターである那須太郎氏を迎え、今の日本における大型展の意義について、ギャラリーのなかだけではないアーティストとの仕事について伺います。

講師

那須太郎(TARO NASU 代表/岡山芸術交流2019 総合ディレクター)

1966年岡山県生まれ。早稲田大学卒業。天満屋美術部勤務を経て、1998年東京都江東区に現代美術画廊TARO NASUを開廊。2008年に千代田区へ移転、現在に至る。著名な現代美術作家の展覧会を通じて美術普及に努めるほか、国内外の美術館等の公共機関との協働も多数。2014年に行われた「Imagineering OKAYAMA ART PROJECT」ではアドバイザリーとして、作品の選定、展示などを手掛けた。「岡山芸術交流 2016」及び、2019年に開催予定の「岡山芸術交流 2019」の総合ディレクターを務める。http://www.taronasugallery.com

高橋龍太郎流、日本の現代美術のみかた、さぐりかた  

日時:9月11日(火)19:00 - 21:00   場所:AITルーム(代官山)

日本の現代美術の作品を1997年より20年以上に渡り蒐集してきた高橋龍太郎氏は、2,500点を超える膨大な数の作品とその優れた質によって日本を代表するコレクターとして有名です。中央公論平成30年1月号にはそのコレクションによって平成の100人に選ばれました。
国内外の美術館で企画される日本の現代美術の展覧会に「高橋コレクション」から多くの作品が貸し出されてきたことは、作家がまだ若いあるいは無名なころから作品を蒐集されてきたコレクションの重要さを物語っています。また、「ネオテニー」や「ミラーニューロン」などの独自のキーワードのもとに自身のコレクションの企画展を次々と世に送り出し、現代美術の新たな魅力発信にも積極的です。世界における日本の現代美術の位置付けが更新されるなか、近年は、現代美術といわれる表現の数々がうまれてきた複数の「道」あるいは「源」を明らかにすることにも関心を寄せられていると聞きます。多くの作家や作品との交流を通じた、高橋氏ならではの日本の美術史の読み直しとはどのようなものでしょうか。さらにはそこから未来の現代美術の在り方がみえてくるでしょうか。コレクターとして作品蒐集されてきたからこそみえる、現代美術のみかたを伺います。

講師

高橋龍太郎(アートコレクター/精神科医)

Photo by K. yusuke

1946年生まれ。1990年、東京蒲田にタカハシクリニックを開設。専攻は社会精神医学。デイ・ケア、訪問看護を中心に地域精神医療に取り組むとともに、心理相談、ビジネスマンのメンタルヘルス・ケアにも力を入れている。
1997年より日本の若手作家を中心にアート作品を蒐集。90年代以降の日本現代アートを中心に、所蔵作品は2,500点以上に及ぶ。主なコレクション展覧会として、「高橋コレクション マインドフルネス!」(2013年より巡回~)、「高橋コレクション展 ミラー・ニューロン」(東京オペラシティアートギャラリー、2015年)、「内なる宇宙―高橋コレクション展」(パリ日本文化会館、フランス、2015年)「ネオテニージャパン 高橋コレクション」(全国7館を巡回、2008年-2010年)などがある。http://www.takahashi-collection.com

アート・スペース特別訪問  

日時:7月または8月   場所: 都内個人美術館(一般非公開)

都内近郊にあるアート・スペースの特別訪問では、都内の日本を代表する有名建築家による個人美術館(非公開)に伺います。
国内外の著名アーティストによる恒久設置の作品や企画展を鑑賞します。(解説付き)

Up date on 4/13

インターネットがひらくアート・ビジネスの可能性  

日時:11月13日(火)19:00 - 21:00   場所:AITルーム(代官山)

インターネットは、いまやアート界やアーティストの活動と切り離すことができない「空間」として機能しています。作品制作としての媒体や、作品発表、情報提供や販売が行われる場所としての伸びしろは未知数で、ますます活発化していくと思われます。なかでも、デジタルプラットフォーム「Artsy」は、コレクションと教育に焦点を当て、誰もがアートを享受できるための様々な切り口を探求していることで、勢いのあるアートxテクノロジーの企業です。ニューヨークを拠点に活動しているArtsyの塩野入弥生氏を迎えて、アメリカにおけるインターネットとアート・ビジネスの交差点がどのようなもので、それがどのように変わろうとしているのか伺います。

講師

塩野入弥生(Artsyゼネラルカウンセル)

ハーバード大学卒業後、コーネルロースクールに入学。弁護士資格取得後、5年間大手弁護士事務所でM&Aや資金調達など金融関係の仕事を担当。その後、コロンビア大学日本現代美術史修士課程を取得する傍ら、村上隆氏の事務所(Kaikai Kiki Co., Ltd.)にて3年間、法務関連業に携わる。世界有数のギャラリーや美術館のコレクション、アートフェアなどで展示されている作品をオンライン上で閲覧できる「Artsy」では、企業間取引の契約交渉やデジタルメディア戦略、知的財産のアドバイスを行っている。また、クリエイター、イノベーター、アーティストが活躍する新しい分野の戦略法務にも積極的に取り組むシティライツ法律事務所の米国アライアンスパートナーとしても活動。2011年-2015 年までグッゲンハイム美術館組織内弁護士として従事する。https://www.artsy.net https://www.yayoishionoiri.com

アートとビジネスの関係性  

日時:12月11日(火)19:00-21:00  場所:AITルーム(代官山)

企業や個人がアートをコレクションしたり支援することは、社会的あるいは経営的な意味においても様々な意味や影響があります。株式会社ブリヂストンの創業者である石橋正二郎氏が、ヴェネチア・ビエンナーレの日本館(1956年)や東京国立近代美術館(1969年)の新築に際して私財を投じたことは有名です。あるいは近年では、アートが企業のイノベーションに与える影響も広く議論され、アーティストの思考回路や視点の転換への関心も集まっています。日本におけるアート産業の可能性に加え、アートがビジネスに対してどのような貢献ができるのかについて、文化政策や産業政策に関するコンサルティングを専門としている綿江彰禅氏とともに考えます。

講師

綿江彰禅(一般社団法人芸術と創造代表理事)

1981年生まれ。文化政策、産業政策をテーマにコンサルティングを多数手がける。過去の主担当事業は、文化庁「社会課題の解決に貢献する文化芸術活動の事例に関する調査研究」、「国際発信力のある現代美術のキュレーター育成のための状況等に係る調査」、「諸外国の現代美術に関する状況等に係る調査事業」、「国立文化施設におけるパブリックリレーションズ機能の向上に関する調査」、「諸外国の文化政策に関する調査研究」など多数。特定非営利活動法人Explat理事。http://www.pac.asia

アート・サロンvol.2 – ギャラリーオーナー/コレクターと振り返る2018年のアートシーン –  - コレクターと振り返る2018年のアートシーンと見逃せない2019年の動き -

日時:12月14日(金)19:00-21:30  場所:SUNDAY(三宿)

アート・サロンの第2弾。世田谷の三宿にあるギャラリー・カフェ「SUNDAY」で、特別メニューをいただきながら、カフェのオーナーであり、コレクターでもある吉野誠一氏と共に2018年のアートシーンを振り返ります。隣接するギャラリーで展覧会が開催されている場合は、併せて特別訪問します。

講師

吉野誠一(アート・コレクター)ほか

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定員:25 名

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