今、コレクターの時代ともいわれています。この数年は、特にトップの富裕層コレクターがアート界で力を発揮し話題になっています。世界中で巨大なプライベート・ミュージアムを建てたり、教育プログラムを展開したり、大規模な観光アート・ビジネスに介入する動きも目立ちます。しかし、全てのコレクターがこのスケール感で動いているわけではありません。ニューヨークに長年住んでいたハーブ&ドロシーのようなコレクターは、少ない予算で生活と密接に関わる作品収集をし、この数年、日本でもコンパクトなスケールを楽しむコレクターが増えています。このレクチャーでは、世界のさまざまなコレクターの形や考え方を紹介し、アート界全体にどのような影響を及ぼしているのかを考えていきます。

講師

塩見有子(AITディレクター)

学習院大学法学部政治学科卒業後、イギリスのサザビーズインスティテュートオブアーツにて現代美術ディプロマコースを修了。帰国後、ナンジョウアンドアソシエイツにて国内外の展覧会やアート・プロジェクトのコーディネート、コーポレートアートのコンサルタント、マネジメントを担当。2002年、仲間と共にNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]を立ち上げ、代表に就任。AITでは、組織のマネージメントのほか、レジデンス・プログラムやメルセデス・ベンツやマネックス証券、ドイツ銀行、日産自動車など、企業による芸術支援プログラムのコンサルティングなどを行う。
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レクチャータイトル:世界のアート・コレクター


日時:11月15日(水)19:00-21:00

場所:AITルーム(代官山)

定員:30 名

講師:塩見有子(AITディレクター)

受講料:¥3,900(税別)

備考:レクチャー終了後、ミニ・バーをオープン(21:00-21:30/有料)

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