抽象表現主義を代表するジャクソン・ポロックを学問的に検証した美術家のアラン・カプローのエッセイを紹介し、アメリカ抽象表現主義の影響から抜け出し新しい芸術をつくり出そうとする動きを、アメリカとヨーロッパを比較し、解説します。アーティストでもあるカプローはNYで「18 Happenings in 6 Parts」という催しを行い、ここでハプニングという言葉が登場しました。アメリカの美術家ジョージ・マチューナスが唱えたフルクサスには哲学思想が含まれ、ジョン・ケージの教えとも呼応します。同時期に起こったのヨーロッパではウィーン・アクショニズムの運動が起こりました。オットー・ミュレーやギュンター・ブルスらの活動を通じて解説します。1962年の最後では西洋において純粋芸術として解釈されていたロシア構成主義を再解釈し、作品に取り入れる傾向を、ダン・フレイヴィンやソル・ルウィットなどのアメリカミニマル彫刻作品とともに紹介します。

1961 アラン・カプローとクレス・オルデンバーグ

1962a フルクサス

1962b ウィーン・アクショニズム

1962c 歴史は回る ロシア構成主義の再解釈

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