2007年以降、世界で活発に開催されてきたさまざまなペインティングの展覧会を紹介し、議論します。どのような方法でキュレーターや美術館は今のペインティングを「フレーミング」して、どのようなストーリーを展開してきたのでしょうか。なかには、ペインティングを現代のテクノロジーやデジタル文化と関係づける展覧会があったり、ペインティングの「ハンドメイド」な特徴を言及する展覧会もあります。このようなグループ展を広く眺め、現代におけるペインティングの「流れ」を探ります。

講師

ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター/AIT 副ディレクター)

東京生まれ。イギリスで教育を受ける。学士では、国際政治学。修士では、神秘宗教学(禅やサイケデリック文化研究)。博士号では、『アウトサイダー・アート』(1972年)の執筆者ロジャー・カーディナルに師事し美術史を学ぶ。1998年より、インディペンデント・キュレーターとして活動。「横浜トリエンナーレ2001」アシスタント・キュレーター、第一回「シンガポール・ビエンナーレ 2006」キュレーターを務める。2003年より国内外の美術大学にて非常勤講師として教鞭をとる。長野県佐久市に移住後、2013年に実験的なハウスミュージアム「フェンバーガーハウス」をオープン、館長を務める。また、国内初の英国式「チャトニー」(チャツネ)を生産・販売している。興味は美術史、絵画、変性意識状態、オーディオ鑑賞、踊り、山。AIT設立メンバーの一人。
TICKETS

レクチャータイトル:ペインティングをいま、キュレーションする意味とは?


日時:8月1日(火)19:00-21:00

場所:AITルーム(代官山)

定員:30 名

講師:ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター/AIT 副ディレクター)

受講料:¥3,900(税別)

備考:レクチャー終了後、ミニ・バーをオープン(21:00-21:30/有料)

RECOMMEND

FREE MAD

1959b-1960c 争われたモダン(6レクチャー)

講師:ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター/AIT 副ディレクター)


1950年代後半、アメリカ西海岸では、ブルース・コナーやウォレス・バーマンの卑猥で奇怪なアッサンブラージュが度々裁判沙汰となり物議を醸していました。同…

FREE MAD

1951 – 1959a 次世代へ(9レクチャー)

講師:ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター/AIT 副ディレクター)


抽象表現主義から見放され、ミニマリストアーティストの父として歓迎されたバーネット・ニューマンの展覧会や、抽象表現主義を批判したジョン・ケージとロバ…

FREE MAD

1908-1913 – 機械の時代と現実を映し出す新しいイメージ(6レクチャー)

講師:ロジャー・マクドナルド(MADプログラム・ディレクター/AIT 副ディレクター)


抽象芸術や英国における抽象絵画派によって生まれた新たな理論をはじめ、歴史に抵抗を示すイタリアの未来派、また、マティスによる新たな巨大絵画、キュビズ…